スノータイヤとは?スタッドレスタイヤとの違いや保管方法を解説

目次
1.スノータイヤとは 2.スノータイヤの種類 3.スノータイヤとノーマルタイヤの見分け方 4.スノータイヤの買い換えのタイミング 5.スノータイヤの平均価格 6.スノータイヤの注意点 7.スノータイヤを取り扱う主要メーカー 8.スノータイヤの購入方法

冬が近づいてくると「スノータイヤ/冬用タイヤへ履き替えましょう」といった言葉をよく耳にします。そこで今回は、スノータイヤ/冬用タイヤとは、どのようなタイヤなのか、スタッドレスタイヤとの違いがあるのかなどを解説します。スノータイヤ/冬用タイヤの購入をするときの参考にしてみてください。

reasons_to_choose_qshaoh

contact_button

reasons_to_choose_qshaoh

contact_button

スノータイヤとは

スノータイヤ/冬用タイヤとは、どのようなタイヤを意味しているのでしょうか。ここからは、ノーマルタイヤ/夏用タイヤとの違いやスタッドレスタイヤとの違いについて紹介します。

ノーマルタイヤとの違い

ノーマルタイヤとは、夏用タイヤとも呼ばれるタイヤです。ノーマルタイヤ/夏用タイヤは、スノータイヤの一種であるスタッドレスタイヤより、ゴムが硬く、溝が細くて浅く、タイヤ表面の切り込み(サンプ)が少ないといった特徴があります。

一方、スタッドレスタイヤは、ノーマルタイヤより、ゴムが柔らかく、溝が太くて深く、サンプが多いタイヤです。そのため、雪や氷の上で高いグリップ力を発揮します。

スタッドレスタイヤとの違い

スノータイヤ/冬用タイヤは、スタッドレスタイヤを含む雪道や凍結路面に適したタイヤの総称です。スノータイヤ/冬用タイヤには、スタッドレスタイヤ、スパイクタイヤ、オールシーズンタイヤの3種類となります。

旧車王バナー旧車王バナー

スノータイヤの種類

ここからは、スノータイヤ/冬用タイヤの種類について解説します。

スパイクタイヤ

スパイクタイヤは、タイヤの表面に金属の鋲が打ち込まれているタイヤです。サッカーのスパイクのような表面を持つタイヤとなります。スパイクタイヤは、かつて冬用タイヤの代名詞でした。しかし、乾燥した路面を走行すると、アスファルトを削って粉塵公害を引き起こすことから、1991年から原則的に使用禁止となっています。

スタッドレスタイヤ

スタッドレスタイヤは、鋲を使わないスノータイヤ/冬用タイヤのことです。今やスノータイヤ/冬用タイヤ=スタッドレスタイヤといわれるほど普及しました。スタッドレスタイヤは、雪道や凍結した路面でも滑らず安全に走行できることが特徴です。

オールシーズンタイヤ

オールシーズンタイヤは、通年使用できるタイヤのことです。ノーマルタイヤ/夏用タイヤとスノータイヤ/冬用タイヤの両方の機能を持つため、季節ごとにタイヤを履き替える必要がありません。

ただし、オールシーズンタイヤは、スタッドレスタイヤと比較すると雪道・凍結路面での性能が低いことがあるため、オールシーズンタイヤで雪道や凍結路面を走る場合には、スノータイヤ/冬用タイヤよりも慎重な運転を心がける必要があるでしょう。

スノータイヤとノーマルタイヤの見分け方

スノータイヤ/冬用タイヤとノーマルタイヤ/夏用タイヤの見分け方は、タイヤのサイドウォールの「STUDLESS」の表記でわかります。また、オールシーズンタイヤには、「M&S」や「M+S」といった表記がされています。

旧車王バナー旧車王バナー

スノータイヤの買い換えのタイミング

スノータイヤ/冬用タイヤの買い換えのタイミングは、おおよそ3年〜4年が目安となります。

ただし、この年数は、タイヤの保管状態が良い場合です。タイヤの保管方法や使用状況によっては寿命、つまり買い換え時期が短くなります。そのため、タイヤの残り溝の深さ、サイドウォールのひび割れ、ゴムの硬化具合などを自分でチェックして、買い換え時期を見極めてください。

自分でタイヤの買い換え時期の判断ができないときは、販売店やカー用品店などスノータイヤ/冬用タイヤを取り扱っている店舗にタイヤを持ち込んで、買い換え時期を見てもらいましょう。

スノータイヤの平均価格

スノータイヤ/冬用タイヤの平均価格は、サイズによって異なりますが、1本あたり1万円〜2万円となっています。車1台分、つまり4本を購入した場合は4万円〜8万円です。ここで表記した価格は、あくまでも平均価格であるため、参考程度にお考えください。

旧車王バナー旧車王バナー

スノータイヤの注意点

ここからは、スノータイヤ/冬用タイヤの注意点を紹介します。

夏場の使用は控える

スノータイヤ/冬用タイヤは、雪道や凍結路面に適したゴムや構造となっているため、乾いた路面や夏場の使用には向いていません。スタッドレスタイヤでも乾いた路面を走行することは可能ですが、制動距離が延びたり、走行安定性が低くなったりします。そのため、夏場はノーマルタイヤ/夏用タイヤを使用しましょう。

スノータイヤ/冬用タイヤの保管方法

スノータイヤ/冬用タイヤは、保管方法に注意が必要です。保管するときは、直射日光や雨が当たらない場所に保管しましょう。また、油や熱などの近くに置くのは危険であるため控えてください。ホイールに装着した状態で保管する場合は、横置きに保管すると接地部の変形を抑えられます。

スノータイヤを取り扱う主要メーカー

スノータイヤ/冬用タイヤを取り扱う主要メーカーには、ミシュラン、ブリヂストン、ダンロップ、トーヨータイヤ、コンチネンタル、ピレリ、ハンコックなどがあります。

旧車王バナー旧車王バナー

スノータイヤの購入方法

スノータイヤ/冬用タイヤは、カー用品店やタイヤ専門店などの店舗で購入したり、インターネットで買ったりできます。また、数日間だけスノータイヤ/冬用タイヤが必要な場合には、レンタルという方法もあります。毎シーズン・頻繁に運転するのか、数日間だけ必要なのかなどの使用方法によって、購入するかレンタルするか決めるとよいでしょう。

旧車の買取なら「旧車王」におまかせ!

長い時間を共にした愛車だからこそ、売却先にもこだわりたいという方は多いのではないでしょうか。
旧車王は、旧車に特化して20年以上買取を続けております。旧車に関する実績と知識なら、どこに負けない自信があります。また、ご契約後の買取額の減額や不当なキャンセル料を請求する「二重査定」も一切ございません。誠実にお客さまのクルマと向き合い、適正に査定いたします。
全国どこでも無料で出張査定にうかがいますので、大事な愛車の売却先にお悩みの方はぜひ「旧車王」にご相談ください。

画像1 画像2
画像ギャラリー(全2枚)を見る

この記事をシェアする

旧車王ヒストリアは
旧車買取20年以上の旧車王
が運営しています

旧車王は、「自動車文化遺産を次世代へ」という信念のもと、旧車・クラシックカーに特化して24年、年間11,000台以上の査定申込をいただいております。改造車から希少車まで、適正価格を見極めて買取させていただきます。弊社所属の鑑定士が最短当日で全国無料出張査定いたします。ご契約後の買取額の減額や不当なキャンセル料を請求する二重査定は一切ありません。特別なそして価値ある希少車の買取こそ、確かなノウハウと実績を持つ旧車王にお任せください!

すぐ査定依頼が可能!

Web査定申込はこちら

まずは車について気軽に相談したい

LINEで売却相談する

関連する記事

70台以上の1990年代車が集結!「第5回東京キューマルミーティング」イベントレポート

70台以上の1990年代車が集結!「第5回東京キューマルミーティング」イベントレポート

イベントレポート 2024-11-30
クワトロ大尉の言葉が突き刺さる「新しい時代を作るのは老人ではない!」という話

クワトロ大尉の言葉が突き刺さる「新しい時代を作るのは老人ではない!」という話

ライフスタイル 2024-11-30
岡山・真庭に伝説のマシンが集結!MHヒルクライム/真庭速祭

岡山・真庭に伝説のマシンが集結!MHヒルクライム/真庭速祭

イベントレポート 2024-11-28
クルマは平均7年以上乗ってから買い替える!乗り換え検討時期・お得な月も紹介

クルマは平均7年以上乗ってから買い替える!乗り換え検討時期・お得な月も紹介

旧車売買の豆知識 2024-11-28
牽引免許がいらない場合とは?故障車を牽引する際のルールや注意点も解説

牽引免許がいらない場合とは?故障車を牽引する際のルールや注意点も解説

旧車売買の豆知識 2024-11-28
中古車を代理人に購入してもらうには委任状が必要?必要書類と手続きを解説

中古車を代理人に購入してもらうには委任状が必要?必要書類と手続きを解説

旧車売買の豆知識 2024-11-28
クルマの売却時に代車は借りられる?安心して利用するためのポイントを解説

クルマの売却時に代車は借りられる?安心して利用するためのポイントを解説

旧車売買の豆知識 2024-11-28
10年落ちの中古車は高額買取してもらえる?高値で買い取ってもらうコツも紹介

10年落ちの中古車は高額買取してもらえる?高値で買い取ってもらうコツも紹介

旧車売買の豆知識 2024-11-27

記事ランキング

1
固着したネジでも諦めないで!回らないネジの緩め方アラカルト

固着したネジでも諦めないで!回らないネジの緩め方アラカルト

ライフスタイル 2023-09-14
2
MT車(マニュアル車)の運転方法とは?発進・停止・ギアチェンジ・坂道発進のコツを解説

MT車(マニュアル車)の運転方法とは?発進・停止・ギアチェンジ・坂道発進のコツを解説

旧車売買の豆知識 2024-10-08
3
車検ステッカーの貼り付け位置はどこ?間違えた場合の罰則も紹介

車検ステッカーの貼り付け位置はどこ?間違えた場合の罰則も紹介

旧車売買の豆知識 2024-02-02
4
車のアンダーカバーが壊れた!修理費用はどのくらい?

車のアンダーカバーが壊れた!修理費用はどのくらい?

旧車メンテナンス 2023-10-18
5
ナンバープレートから個人情報は特定できる?特定できる情報を解説

ナンバープレートから個人情報は特定できる?特定できる情報を解説

旧車売買の豆知識 2024-10-08
6
車庫証明は本人じゃなくても取得できる!代理人による手続き方法を紹介

車庫証明は本人じゃなくても取得できる!代理人による手続き方法を紹介

旧車売買の豆知識 2024-08-06
7
MT車(マニュアル車)のギアチェンジのコツとは?変速方法について解説

MT車(マニュアル車)のギアチェンジのコツとは?変速方法について解説

旧車売買の豆知識 2024-04-19
8
ハイブリッド車は冬に弱い?燃費が落ちる理由や抑える方法を紹介

ハイブリッド車は冬に弱い?燃費が落ちる理由や抑える方法を紹介

旧車売買の豆知識 2023-11-28

カテゴリ一覧

# 旧車コラム # 旧車の魅力 # 旧車売買の豆知識 # 旧車市場動向 # 旧車メンテナンス # エディターズノート # ライタープロフィール # イベントレポート # ライフスタイル # 加藤久美子&博人の見識 # ドイツ現地レポ # ライター愛車レポート # タイレルP34を追え! # オーナーインタビュー # 名車&迷車烈伝 # マツド・デラックスの世界 # 海外現地レポ