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自動車大国・ドイツで人気の日本車8選

目次
1.■なぜJDMがドイツでも人気があるのか? 2.■自動車大国のドイツで人気の日本車8選 3.■ドイツでも日本車愛好家の集会が数多く開催されている 4.■まとめ:ドイツ人がクルマに求めるものを日本車が有している

ドイツで日本の旧車が人気の理由について。

ドイツではメルセデス・ベンツやBMWをはじめとした、世界的にも有名な自動車メーカーが数多く存在する。

そんな自動車大国のドイツでも一昔前からJDM(日本国内市場)ブームがあったのはご存じだろうか。

JDMとは「Japanese domestic market」といわれる日本国内市場の頭文字を取った言葉である。

正確には日本国内に流通する車体や自動車部品のことを指すが、海外では日本仕様にカスタマイズされたクルマも同様に「JDM」と呼ばれている。

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■なぜJDMがドイツでも人気があるのか?

その火付け役となったのは映画「ワイルド・スピード」であることは間違いないだろう。

主役の今は亡き故ポール・ウォーカーは大のクルマ好きで知られており、プライベートの愛車は日産スカイラインGT-Rやトヨタ スープラなど日本を代表するスポーツカーを所有していたという。

その他にも日本車は低価格で壊れにくいなどの理由から現在でも多くのドイツ人に愛されている。

今回はそんな自動車大国ドイツで特に人気を博した日本車について解説していこうと思う。

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■自動車大国のドイツで人気の日本車8選

8.日産スカイライン 2000 RS-X ターボC

史上最強のスカイラインと謳われた伝説の名車。最高出力205馬力を発揮する最も強力かつ軽量なモデル。またツーリングカーレースでの活躍もあり一躍人気のクルマとなった。なにより比類なき80年代のスポーツカーを代表するルックスが多くの自動車ファンを虜にした。

7.日産ブルーバード

ブルーバードは、真のJDMを代表するクルマである。アメリカではダットサン 510として、ヨーロッパではダットサン 1600として、国際的な成功を収めた。当時、日本ではヨーロッパの競合他社BMWへ対抗するため、強い個性を持つスポーツセダンの開発に力を入れていた。そんななか、誕生したのが優れた走行性能とキレのあるハンドリング、加えて低価格のブルーバードである。

6.ホンダ シビック タイプR

現在でも多くの日本車ファンから絶大な人気を誇り、長年愛され続けている名車。1998年にEK9型シビックが登場した当時、ホンダは小型高回転エンジンの製造において世界トップクラスの実力を誇っていた。FFの代表的なスポーツカーといえば間違いなくこのクルマだろう。総重量1070kgという超軽量でディファレンシャルロック、レーストラックに適したシャシーに加えて最高出力185馬力を引き出した。排気量1600ccのVTECエンジンを搭載。

5.トヨタ アルテッツァ RS200

アルテッツァとはイタリア語で「高貴」という意味。1998年に発表されたこのクルマは開発当時コンパクトなボディでFRのセダンというコンセプトだったが、欧州車に対抗する為スポーツセダンとプレミアムセダンの双方で展開されることとなった。プレミアムセダンはレクサスのエントリーモデル「IS」として発売されたがこの2つのモデルは外見が大きく異なる。

4.ホンダ NSX-R

世界に通用するスーパーカーというコンセプトで開発された2シーターのスポーツカー。車名の由来は「New Sportscar X」の略で、Xは未知数を表している。ノーマルモデルと違いタイプRでは軽量化と同時にボディとシャーシの剛性を高めている。なお、販売当初の価格は車両本体価格971万円となっており、これは当時の国産乗用車のなかでは市場最高額での販売となった。

3.マツダ オートザム AZ-1

世界最小のスポーツカーと呼ばれたクルマ。スズキ製のエンジンを使っておりマツダによって開発されたAZ-1は車両重量720kg、全長3,295mmという超小型ながら2シーターのガルウィングドアというスポーツカーらしさも兼ね備えた特徴的な車だ。しかし実用性が低く高価であったため販売台数は伸び悩み、わずか2年で販売終了となった。

2.マツダ ユーノスコスモ

コスモはマツダの最後の主要なグランツーリスモである。マツダのホームラグジュアリーブランドであるユーノスを通じて販売されていた。ユーノスコスモ自体はロータリーエンジンのみを動力源としており、量産車としては初の3ローターエンジンを搭載していた。このエンジンはチャンバー容積が2リットルで、後にRX-7で採用された過給のコンセプトを採用し、同じサイズのターボを2つ直列に配置している。

1.三菱ランサーエボリューションIX

栄えある第1位に輝いたのは世界中の自動車ファンを魅了した日本を代表するスポーツカー。1990年代に世界ラリー選手権において数々の好成績を収めランエボの愛称で親しまれる伝説の名車である。映画「ワイルド・スピード」やアニメ「頭文字D」などで起用されたことから今でも熱狂的なファンを抱えている。

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■ドイツでも日本車愛好家の集会が数多く開催されている

若者のクルマ離れといわれる最近の世のなかでドイツでは現在でも多くの自動車愛好家がいることは間違いない。

毎週末にはドイツの各地で様々な車種の集会が開かれている。

なかでも日本車愛好家の集会が数多く開催されている。

ドイツではヨーロッパのなかでも特に自動車に関連するイベントが多く、日本車のイメージについて現地のドイツ人と話していると皆が口を揃えてこういうのだ。

「日本車は壊れにくいから安心して出掛けることができる」と。

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■まとめ:ドイツ人がクルマに求めるものを日本車が有している

ドイツには速度無制限の高速道路「アウトバーン」があるのはご存知だろう。

総延長は13,000kmにも及び、ドイツ人の生活には欠かせない道路となっている。

とにかく1日の移動距離が長く、ドイツ連邦自動車局の調べによると年間の総走行距離は約15,000kmだそうだ。

これは日本の1.5倍。

つまり、ドイツ人が本当に求めるクルマは壊れにくく安心して長く乗れるクルマだということだ。

まさに日本車が愛される理由がここにあった、ということではないだろうか?

[ライター・撮影/高岡ケン]

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