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スケールアップで過去最大級!歴代ブルーバードミーティング2023

目次
1.■今年も開催!全国から集まるブルーバードたち 2.■参加車の世代もスケールアップ! 3.■急遽開催されたじゃんけん大会! 4.■まさかの景品は…参加車輌のブルーバード!? 5.■まとめ

今年も開催された“歴代ブルーバードミーディング” 。

昨年に引き続き、参加させていただいた模様をレポートしたいと思う。

今年は、とんでもないサプライズが起きたので、乞うご期待!

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■今年も開催!全国から集まるブルーバードたち

昨年に引き続き、今年も富士山の麓にて歴代ブルーバードミーティングが開催された。

今年は主催者からリクエストがあり、筆者の愛車U14型ブルーバードと、親族が所有する同型のブルーバードでのダブルエントリーとさせていただいた。

高校時代からの付き合いとなるクルマ好きの友人に、2台目の運転をお願いした。

クルマのイベントに参加となると、クルマ繋がりの友人も愛車で参加するため、なかなか代わりに運転してもらうことは叶わないものである。

会場に着くとすでに多くの参加車輌が並んでおり、初参加の車輌もいた。

なかには、去年はU12型(以下U12)ブルーバードに同乗参加後、触発されて新たなU12オーナーとなっていた方も。

ミーティングに間に合うよう車検取得の手配に動かれたそうだが、不具合が発生したそうだ。

交換部品の納期がかかり、危うく間に合わないかと肝を冷やしたとのことだった。

1989年式とのことだが、まだ純正部品が新品で手に入るということには驚いた。

こんな情報が得られるのも、ミーティングの楽しみの1つである(笑)。

遠くは九州から参加されているオーナーも!

友人と運転を交代しながら参加されたとのことだった。

渡り鳥のごとく、さまざまな地域から集まったブルーバードたち。

“歴代”というだけでなく、“全国”ミーティングも兼ねたイベントへと発展されていると感じた。

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■参加車の世代もスケールアップ!

前回は直前の台風の影響もあり、各地で通行止めが発生していた。

そのため、参加することが叶わなかった方も多くいたと聞く。

今回は天候に恵まれたため、前回よりも多くの台数と世代の参加となった。

今回が初参加となった世代は、910型(以下910)とU11型(以下U11)の2世代。

前回より二世代歴史をさかのぼったことになる。

両車の紹介を簡単にさせていただきたいと思う。

910は、ジュリーこと沢田研二が広告に起用されていた。

「ブルーバードお前の時代だ」のキャッチコピーが有名なあのCMだ。

実際に910はヒットモデルとなり、一時代を築いたのだった。

今回の参加車輌は、イメージカラーの赤に、セダンのボディがスクエアなデザインをより強調していた。

U11型は910の次世代として、ブルーバード初のFF車(前輪駆動)でデビューした。

参加車輌は、U11のなかでも高級路線のモデルとなる“マキシマ”である。

エンジンはV型6気筒を搭載しており、FFとの組み合わせは日本初であった。

標準のU11よりも全長が長いため、ハードトップの伸びやかなデザインをさらに際立たせていた。

新しい世代の参加車輌も負けておらず、今回一気に台数が増加した。

ブルーバードは、ブルーバードシルフィへと名称変更された。

よって、もちろんシルフィも対象車輌である。

その多くはカスタムをされており、若いオーナーの方が多かったことが印象的だった。

海外でも販売されているモデルでもあり、年式も新しいため、海外仕向の部品を流用するなどカスタムを楽しまれていた。

■急遽開催されたじゃんけん大会!

ミーティングの中盤、一部の参加者たちから運営メンバーにある質問が投げかけられていた。

「じゃんけん大会の景品はどちらに持っていけば良いですか?」

前回のミーティングでは、じゃんけん大会が行なわれたのだ。

その際に、参加者からも景品が提供されていた。

今回、じゃんけん大会について事前アナウンスはされていなかったはず。

運営としても行なわない予定だったが、なんと前回参加した方々から景品の提供があったのだ!

そのため急遽、じゃんけん大会が行われる運びとなった(笑)。

意外なことに多くの参加者が何かしらの景品を持参しており、急遽行なわれたとは思えないほどの、マニアなら喜ぶような豪華景品が出揃った。

各自が景品を受付に持っていくなか、大きな景品がやってきたのだった…。

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■まさかの景品は…参加車輌のブルーバード!?

受付横に一台のブルーバードが止められた。

筆者の愛車と同色のU14型ブルーバードだ。

なんと、参加者の方が乗ってきた参加車輌が景品としてエントリーされたのだ!

冗談ではなく、オーナーは最初から景品として提供する予定とのことだった。

お話を伺うと、新車時からともに歩んできたが、次回の車検のタイミングで手放すことに決めたとのこと。

そこで、ブルーバードが好きな人たちが集まるこのミーティングで、是非欲しい方の手に渡ってもらいたいという思いもあり、提供したとのことだった。

ブルーバード争奪のじゃんけん大会に、数名の参加者が手を挙げた。

実は、筆者も周りの声に押され参加したのだった。

結果は、残念ながら(?)2位となってしまった。

1位になっていた場合、駐車場の準備等、大変なことになっていただろう。

負けてしまったことで、冷静に考えられるようになり、少し安堵した(笑)。

じゃんけん大会中は 「もし手にできたら現愛車のレプリカを作ろう」 「入れ替わっていても、家族はいつまで気づかないだろうか」 なんて妄想をしていたことを素直に白状しよう(笑)。

■まとめ

今回のミーティングは、過去最高の参加台数のことだった。

回数が増すにつれ、参加台数も増えてきた。

開催地、時期も固定化されてきたところ。

是非今後も、ブルーバードが集まれる恒例イベントとして定着していただきたい!

…と、ブルーバードオーナーの1人として、強く願うのであった。

主催メンバーの方々には感謝せずにはいられない。

ありがとうございました!

[ライター・画像 / お杉]

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