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日本で女性初の首相となった高市早苗氏の愛車「70スープラ」。旧車・名車としての評価も高く、根強い人気を誇ります。
今回はこの「70スープラ(A70型)」について、モデル概要や輸出に関する動向、高価買取のポイントまで詳しく解説していきます。
まず、70スープラは25年ルールの対象車です。
セリカXXから独立した初代スープラとして登場したA70型は、グループA参戦のために生まれたターボA、280馬力を誇る1JZ-GTE搭載モデル、ルーフの開放感が魅力のエアロトップ仕様など、豊富なバリエーションで今なお根強い人気を誇ります。
70スープラ(A70型)が25年ルールで注目される理由
1993年をもって生産を終了した70スープラは、2025年で「25年ルール」の対象となる年式を完全に満たします。これにより、アメリカをはじめとした輸出市場でも登録が可能となり、海外バイヤーからの注目が一層高まっています。
70スープラは、3.0GTターボAや2.5Lツインターボ(1JZ-GTE)など高性能モデルをラインナップし、当時のグループAレースのホモロゲモデルとしての顔も併せ持つ車種です。現在でもファンが多く、特にエアロトップ仕様やリトラクタブルヘッドライトなど、日本の80年代スポーツカーの象徴ともいえるデザインが評価されています。
トヨタ・スープラ(A70型)の概要
セリカXXの後継として1986年に登場したスープラ(A70型)は、トヨタがグローバルで展開するスポーツクーペブランド「スープラ」の第一弾として誕生しました。北米市場ではセリカXX「SUPRA」として販売されていましたが、日本でもこのモデルから正式に「スープラ」を名乗るようになりました。
初期は5ナンバーサイズ(全幅1690mm)でスタートしたものの、1987年には3ナンバー化された3.0GT系が登場しました。さらにエアロトップやリトラクタブルライトなど、スペシャリティカーとしての装備も充実していました。
注目のグレードとスペック
70スープラには、性能面でも特筆すべきグレードが複数存在します。なかでも1988年に登場した「3.0GTターボA」は、グループAレース参戦を見据えたホモロゲーションモデルとして500台限定で生産され、3.0L DOHCターボエンジンにより270馬力を発揮しました。
公道走行が可能な市販車でありながら、当時としては非常に高いパフォーマンスを持っていた点で注目を集めました。
また、1990年から登場した「JZA70型」は、2.5L直列6気筒DOHCツインターボの1JZ-GTEエンジンを搭載し、最高出力280馬力を誇るハイパフォーマンスモデルで、よりスポーツ志向の強い仕様に進化しています。
年式と25年ルールの関係
A70型スープラは1993年まで生産されていたため、すでにほとんどの年式が「25年ルール」をクリアしています。特に、1990〜1993年式のJZA70型はアメリカでも人気が高く、今後さらに輸出価格が高騰する可能性があります。
70スープラの海外人気と相場動向
70スープラは、80スープラや60セリカXXに比べて価格が落ち着いていた時期もありましたが、近年はYouTubeなどの影響もあり再評価が進んでいます。特に北米市場では右ハンドルでも問題なく受け入れられる層が存在し、今後の相場上昇が見込まれています。
すでに国内でも、JZA70型やターボAなどの希少モデルは高額で取引される傾向にあり、コンディションの良い車輌はプレミア価格になるケースもあります。
70スープラは高市氏が所有
トヨタ・スープラ(A70型)は、日本で女性初の首相となった高市早苗氏が所有していたことでも知られています。自身で新車購入後、約22年間にわたって愛用し、その後10年ほど不動車として奈良県内の納屋で保管されていました。2022年にはフルレストアされ、再び美しい姿を取り戻し、奈良市の博物館に保管されています。
旧車王なら70スープラの高価買取が可能
70スープラのような旧車は、一般的な中古車店では価値を適切に評価されにくい場合があります。とくにJZA70やターボAなどの限定モデルや、エアロトップ仕様などは希少性が高いため、旧車専門の買取業者に鑑定を依頼するのが得策です。
「旧車王」では、70スープラをはじめとする1980〜1990年代の国産スポーツカーを数多く取り扱っており、専門スタッフが価値を正当に鑑定します。アメリカ輸出を見据えた高額鑑定にも対応しているため、売却や乗り換えを検討している方は、まずはご相談ください。
まとめ|70スープラは今が手放しどき
70スープラは、リトラクタブルライトやエアロトップなど80年代の名残を色濃く残しながら、1JZ-GTEなどの名機を搭載した名車です。25年ルール解禁によりアメリカへの輸出需要が急増しており、買取価格の高騰が続く可能性があります。
希少なグレードに乗っている方はもちろん、保管状態に不安がある方も、まずは旧車王の無料鑑定を活用して、車輌の価値を知っておくとよいでしょう。
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