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● 車売却のそもそもの流れが分からない
● どういった売り方が最適か相談したい
● 相続で車を売りたいけど売り方が分からない
● 二重査定や減額について知りたい
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ランドクルーザー200系のリセールバリューが高ければ一度は乗ってみたいという人も多いでしょう。今回は、ランドクルーザー200系のリセールバリューの相場やリセールバリューが決まる要因、ランドクルーザー200系を高く売る方法などについて詳しく解説します。ランドクルーザー200系の購入や売却を検討中の人は参考にしてください。 ランドクルーザー200系のリセールバリューの相場 ランドクルーザー200系のリセールバリューの相場は、圧倒的な高値を維持しています。これは、高いオフロード性能や頑丈な車体は世界的にも認められており、経年や走行距離にそれほど左右されることなく国内外での需要が見込まれるためです。 ただし、昨今の中古車バブルによって高騰し続けていた相場は社会情勢の変化により収まりつつあるため、今後の推移については注視する必要があります。相場の高騰時に購入して数年後に売却すると、車両の残価率が大幅に下がる可能性があるため注意が必要です。 また、ランドクルーザー200系のリセールバリューの相場が高い一因として、パキスタンでの人気の高さが影響しています。ランドクルーザーが最も輸出されているパキスタンでは「製造年から5年以内」という中古車輸入規制があり、それが日本の中古車相場に大きく関係するためです。新車でランドクルーザーを購入するには関税の影響でかなりの高額となるため、船便で1ヶ月程度で輸入できる日本の中古ランドクルーザー200に人気が集中しています。 ランドクルーザー200系を手放すのならば、パキスタンの年式規制が終わる前に売却するのがよいでしょう。それ以前の年式の車両は、走行距離や車両の状態を問わず価値が急落することもあるため注意が必要です。 ランドクルーザー200系のリセールバリューが決まる要因 ランドクルーザー200系のリセールバリューが決まる要因について詳しく解説します。 製造年から5年以内の車両 ランドクルーザー200系は、製造年から5年以内までの車両のリセールバリューが特に高い車です。ランドクルーザー200系が最も輸出されているパキスタンでは中古車を輸入する際に年式規制があり、この規制の範囲内かどうかが日本の相場にも大きく影響を与えています。該当する車両かどうかで査定額が200万円ほど変わることもあるため注意が必要です。 エンジン変更後のモデル ランドクルーザー200系は、2009年のマイナーチェンジ後の新開発1UR-FE型エンジン搭載車が人気です。100系に搭載していた2UZ-FE型の改良版である従来のエンジンと比較すると、吸気側のみだったバルブタイミング制御を排気側にも追加したDUAL VVT-iへと進化させています。最高出力は30ps増加し、同時に燃費性能の向上と6速ATへの変更によりドライビングフィールもよりスムーズになりました。 2009年に追加された最上級グレードのZX系が人気 ランドクルーザー200系は最上級グレードのZX系が人気です。20インチのアルミホイールや電子制御式可変ダンパー、高耐久性のセミアニリン仕上げ本革シートなどを装備したハイエンドモデルといえるでしょう。悪路走破性の高いオフローダーであると同時に、最上級のサルーン仕様が幅広い層から求められています。 ランドクルーザー200系を高く売る方法 続いて、ランドクルーザー200系を高く売る方法について詳しく解説します。 ランドクルーザー200系の買取が得意な業者を選ぶ ランドクルーザー200系の買取が得意な業者を選ぶことで、より高く売れる可能性があります。ランドクルーザー200系は、日本国内だけでなく海外でも非常に人気の高い車です。国内にしか販売ルートを持っていない買取業者では、オークション相場に基づいた査定しかできません。 ランドクルーザーを専門に取り扱う業者であれば詳細査定の経験や売買実績が豊富であるため、高額査定が出やすいといえるでしょう。 足回りを中心としたメンテナンスをこまめに行う ランドクルーザー200系は、足回りを中心としたメンテナンスをこまめに行うことで高く売れる可能性があります。ランドクルーザー200系は、レジャーやオフロードで使用されることが多い車です。走行距離が長くなることによる足回りの劣化や、雪道・海岸沿いを走ることによる塩害への対策をしっかりと行いましょう。 リコール対策済みであること ランドクルーザー200系には、燃料ポンプやエアバッグの動作不良によるリコール対象車両があります。対象車両かどうかの検索はトヨタのホームページ上で車台番号を入力すれば検索できるため、未実施の場合はディーラーで無料の点検修理を受けましょう。不具合が万一発生すると、状態によっては車両の価値を大幅に下げてしまうため注意が必要です。 ランクル200の魅力と歴史 ランドクルーザー200系は、2007〜2021年に販売されたトヨタのSUVです。強靭なラダーフレームによる頑丈さと悪路走破性の高さへの信頼は絶大で、2019年には世界170ヶ国で販売され年間グローバル販売台数は約40万台にのぼります。また、豪華な内外装に加えて、ワイルドさと上品さを兼ね備えた外観デザインは新たなユーザー層も獲得しました。 ランドクルーザー200系は、歴代のランドクルーザーの中でも特に豪華装備といわれており、国内外の富裕層から絶大な支持を得ています。リセールバリューの高さや中古車価格高騰により、投資目的で購入するユーザーも少なくありません。 モータースポーツではダカールラリーでも活躍しています。過去13回に渡って出場し、市販車部門で11回の優勝(9連覇)に輝きました。この輝かしい実績や砂漠地帯でのタフな走りが、中東地域でのランドクルーザー200系の市場価値をさらに高めています。 基本スペック乗車定員........8名(官公庁向けのGXグレードのみ5名)駆動方式........フルタイム4WDエンジン........4.7ℓ V型8気筒DOHC 2UZ-FE型、4.7ℓ V型8気筒DOHC 1UR-FE型(2009年4月以降)
より魅力的な旧車へとカスタマイズするために、ホイールの交換を考える方は多いのではないでしょうか。しかし、旧車は現代の車とはデザインが大きく異なるため、どのホイールが合うのか悩むこともあるでしょう。そこで今回は、旧車のホイールに関するアンケート調査をもとに、人気ホイールメーカーや各ホイールメーカーの特徴を紹介します。旧車のホイールをカスタマイズしようと考えている方は参考にしてみてください。 旧車に興味がある人に人気のホイールメーカー 「旧車王」が旧車に興味のある128人を対象に実施した旧車のホイールについてのアンケートの結果によると、BBSやRAYSなど現在でも人気が高いホイールメーカーがランキング上位を占めていました。ここからは、旧車王が実施したアンケート結果を元に人気のホイールメーカーの特徴を紹介します。 BBS BBSは、モータースポーツやスポーツカーなどに採用されるドイツのホイールメーカーです。 社名がBBSとなった1970年当時は主にエアロパーツを製造するメーカーでしたが、1973年に独自のメッシュデザインを採用した軽量・高剛性なレース用鋳造3ピースアルミホイールを完成させ、1974年に高品質な鍛造アルミ製品を製造する技術を確立。 その後、アルミホイールを多く製造するブランドへ成長し、市販車への採用も開始しました。現在でも数多くの旧車や高性能車にBBSホイールが採用されています。 RAYS RAYS(レイズ)は、1973年に創業した日本のホイールメーカー(本社:大阪府)です。 企画・開発・製造・検品まで自社で一貫して行い、Made in Japanにこだわっています。また、過酷な条件で戦うレーシングカーのホイールだけでなく、パフォーマンスを究めた鍛造ホイールやストリートで華やかに輝く鋳造ホイールなど、さまざまなタイプのホイールをラインナップしていることも特徴です。 WORK WORK(ワーク)は、1977年(昭和52年)に設立されたメーカーです。 ユーザーの多様化するニーズに対応するため、分業化を推進し、生産ラインを随時融合させる「オン・デマンド・システム」による多品種少量生産を行っています。また、カラーリングやP.C.D.などにオーダーメイドを取り入れているのも魅力です。 ENKEI ENKEI(エンケイ)は、1950年に設立された日本のメーカーです。 日本で初めてアルミホイール製造に成功しただけでなく、独自の製造技術により国内外問わず人気があります。また、市販車のホイールのみならず、レーシングカーのホイールも製造・供給していることから、信頼性が高いことも魅力です。 SSR SSRは、株式会社タナベが展開するホイールブランドです。 1982年の創業以降、モータースポーツのみならず、市販車のホイールも製造・販売しています。また、純正では手に入れられないホイールを製造しているのもSSRの特徴です。 RS WATANABE RS WATANABEは、自動車レース用マグネシウムホイールの製造・販売を手がけたのち、レースでの経験と技術を基盤に1972年に設立されたメーカーです。1ピース製鋳造アルミ・マグホイールを一貫して製造・販売しています。 中でも「エイトスポーク(カマボコ型8本スポーク)」が代表となる製品です。このエイトスポークは、旧車だけでなく、最新のモデルにも似合うスタイルのホイールとして人気です。 OZ Racing OZ Racingは、1971年に創業したホイールメーカーです。 F1やWRCなどのレーシングカーのホイールだけでなく、フェラーリ・ランボルギーニ・マセラティ・アストンマーティン・マクラーレンなど、高性能な車のホイールも手がけています。 Weds Sport Weds Sportは、自動車用のアルミホイールやスチールホイールを中心に、自動車部品や用品の企画開発・販売を行っているメーカーです。 1985年からはレースに参戦し、レースの現場で培った技術を製品にフィードバックしていることも特徴です。 HAYASHI Racing HAYASHI Racingは、ホイールや自動車用パーツの製造・販売をしているメーカーです。 ハヤシストリートホイールの歴史は、1969年10月10日に富士スピードウェイで開催された日本グランプリGP IIクラスに出場したレーシングカー(カーマンアパッチ)用に作られたレーシングホイール(アルミ製)を一般車用へモデファイして販売したことから始まりました。 Advan Racing Advan Racingは、タイヤメーカーである「横浜ゴム」が製造・販売するホイールです。 国内外問わずさまざまな車種にマッチするスポーティなホイールをラインナップしていることが特徴となっています。また、シルバーやグレー、ブラックやゴールドなどの定番カラーのみならず、レッドやブルーなどの豊富なカラーバリエーションも魅力です。 旧車ホイールの購入方法 旧車に合うホイールは、どのようにして購入すればよいのでしょうか。ここからは、旧車ホイールの購入方法について紹介します。 通販サイト 通販サイトを使うと、所有している旧車に合うホイールを見つけやすいでしょう。ただし、サイズ違いや偽ブランド品に注意してください。また、中古品の場合には、キズや割れなどホイールそのものの状態に注意する必要があります。 個人売買 個人売買の場合には、正規販売より安く手に入れられる可能性が高いものの、希少価値が上乗せされて高値で買わされてしまうこともあるため注意が必要です。また、キズや汚れなどを隠していることもあるため、現物を見てから購入した方がよいでしょう。 加えて、高額で買わされないようにするためにも、ホイールの相場を調べてから購入することをおすすめします。 旧車ホイールを購入する際の注意点 旧車ホイールを購入する際は、サイズに間違いがないか、正規ブランド品なのかということに注意しなければなりません。また、購入するときは、キズや汚れなどがないか注意深く見てから購入しましょう。
■第9回 ~アルミ弁当箱と旧車の意外な関係~ どうも!「日本アルミ弁当箱協会」会長のマツド・デラックスでございます。 早いもので「旧車王」の連裁も9回目となりました。 今回も「アルミ弁当箱と旧車の意外な関係」を語っていきます! ■~アルミ弁当箱に描かれない車両たち その5~ アルミ弁当箱には特撮やアニメ、漫画などたくさんのヒーローが描かれます。 そして、そのヒーローを助ける人間達の武器や戦闘用のメカ等も描かれるわけです。 その中でも比較的多いのは、空を飛ぶ戦闘機が数多く描かれていますが、活躍が地味(?)な車両は描かれていることが少ないようです。 あえてそんな車両たちに注目していきましょう。 今回は「スカイライン2000GT 2ドアHT」をお送りいたします。 ■空を飛ぶ「ケンメリ」 特撮で「くるま」の活躍が地味と言われているなか、空を飛び、大活躍する車両がありました。 それは「流星人間ゾーン」の「マイティライナー」です。 ベース車両は「スカイライン2000GT 2ドアHT」通称ケンメリです。 本来なら間違いなくアルミ弁当箱に描かれていてもおかしくはないのですが……。 アルミ弁当箱をご覧ください。 なんとアルミ弁当箱に描かれていたのは「特撮版」ではなく「漫画版」だったのです。 そしてヒーローとして人気のあるはずの最終形「ゾーンファイター(巨大化時)」もそこには描かれていませんでした。 また、この作品は特殊でなんと「ゴジラ」「キングギドラ」「ガイガン」とオールスターキャストであるにも関わらず図柄はこれひとつと寂しい限りだったのです。 ■玩具のマイティライナーは大人気! しかし、アルミ弁当箱はマイティライナーも描かれず消化不良となってしまったのです。 ミニカーやプラモデルは「ケンメリ」がベース車両だけに現在でも根強いファンが多く、オークションなどでも高値で取引されています。 あの独特のスタイルを生かし宇宙船のようなマイティライナーは、流星人間ゾーンにとっても発売元の日産にとっても画期的なチャレンジではなかったのでしょうか? ■高値になってしまったベース車 玩具だけではありません。 実車も「ケンメリ」または「ヨンメリ(4ドア)」は高値になる傾向があり「マイティライナー」の作成を実車でチャレンジする「猛者」はいないようです(いらっしゃったら取材したいです!)。 ましてGTR等は「仕様」ですら1500万円という価格で取引されているものもあるようで、この先も価格が沸騰する「マイティライナー」号です。 今回はマイナーな特撮作品ではありますが、個人的には大好きな「流星人間ゾーン」のアルミ弁当箱はいずれ「アルミ弁当箱図鑑」でも詳しく解説したいと思いますので、よろしくお願いいたします! ■お知らせ 今回はかなり自分の思い出で突っ走った感がありますが、次回もアルミ弁当箱を通して斜めから見た旧車をお送りいたします。 まったく脈絡のないコラムではありますが「旧車王」共々「マツドデラックスコレクション アルミ弁当箱図鑑」もよろしくお願いいたします。 また、アルミ弁当箱を展示して欲しい・アルミ弁当箱の貸し出し・トークショーやイベント等と、ご要望のある方も是非お声をかけてください。 ●アルミ弁当箱図鑑 厳選50 ーマニア編ー マツドデラックスコレクション (ヴァンタス) https://www.amaZon.co.jp/dp/4907061471 ●日本アルミ弁当箱協会会長「アルミ弁当箱図鑑 厳選50」出版への道https://www.qsha-oh.com/historia/article/matsudo-bangai-1/ ※アルミ弁当箱を並べて欲しい等とご要望のある方も是非お声をかけてください。 ●日本アルミ弁当箱協会ホームページhttps://kyokai.fans.ne.jp/arumibenntou/ ●Twitterhttps://twitter.com/keisuke38922 そしてなんと!この私に映画出演のオファーがありました! 「路恋人」監督の「ぜんぶ朝のせいだ!」にちょこっと出演させていただきます。 詳細が決まりましたらまたご報告させてください! [撮影/ライター・マツド・デラックス(山本圭亮)]
■名前:林 哲也 ■職業/肩書き: 大学生 ■現在の愛車(年式・メーカー・車種): 2002年式アウディ・TT 1.8T(FF/5MT) ■ご自身の性格をひと言で表現すると? 猪突猛進!好きなモノ・コトに真っ直ぐ突き進む性格です。 ■好きなクルマは? “唯一無二”なクルマが大好きです。尖ったポイントを愛したい。敬意を表したいクルマは、新たな自動車文化の形成に一役買ったクルマ。 ■憧れのクルマは?: いすゞ・ピアッツァ ■旧車王ヒストリアではどんな記事を書いてみたいですか? 私の偏愛を、私なりの言葉で精いっぱい綴りたいです。 自身と同い年、20年落ちの「キケンな中古外車」に手を出してしまった大学生ならではの視点で、クルマを愛することの楽しさを伝えたいと考えています。 そしていつかは、旧車を夢見る同年代の背中を押せるような記事を書きたい! ■その他なんでも・・・ ごくごく一般的な大学生ながら、執筆の機会をいただくことになりました。 私自身がクルマを全力で楽しむことを通じて、皆さまにも楽しんでいただける記事をお届けできたら良いな…と思い、一生懸命に“クルマ愛”をお届けいたします。 みんなの偏愛を持ち寄れば、クルマ趣味はもっと素敵で、もっと楽しいモノになるはず! ■HP/SNS/YouTube等 ・Instagram:https://www.instagram.com/molihayashl/・Twitter:https://twitter.com/molihAyashl [ライター/林 哲也・撮影/Ryota Watanabe]
旧車王とは? 10年以上経過したクルマの買取に特化して20年以上の買取専門店です。クルマを熟知したプロが価値を見極めて鑑定するため、二重査定は絶対になく、納得の適正買取価格で安心して売却をすることが可能です。 利用者の半数以上が50代の方々であることから、長くクルマに乗られてきたクルマ好きの方からご好評いただいています。 お客様の声の一部を紹介します。 ■Oさん(80代・男性)旧車王に連絡後すぐにI氏が来宅してくれたのは良かったと思う。又、処理も早く満足している。クルマに対するエピソードは多くあるが、44年間も役立ってくれて感謝している。次のユーザーとなられる方に大切に使ってもらえることを心から願っている。 ■Fさん(60代・男性)とても大切に乗ってきたクルマなので、自分以上に大切にしてもらいたいと思います。担当の方はとても信用出来る方とお見受けしましたが、その通りでした。ありがとうございます。 ■Nさん(60代・男性)若い社員の方でしたが、知識も豊富で誠実な方でした。とても気持ちよく対応いただきました。 神奈川県横浜市を拠点とし、全国47都道府県どこへでも査定にいきます。社内基準をクリアした経験豊富な鑑定士が最短当日で査定にいくため、日程調整もカンタンにできます! 条件に当てはまる方には、買取を行った当日にご入金が可能です。 ぜひお電話からお気軽にお問い合わせください! ※下記画像をタップするとお電話がかかります。 買取までの流れ WEBフォームからお問い合わせしたい方は下の画像をタップ!
去る12月11日、西東京は国道20号線沿いにある谷保天満宮にて、クラシックカーが集結し、谷保天満宮旧車祭が開催された。 境内のそこかしこに往年の名車や希少車、スーパーカーが立ち並ぶ。 実に3年ぶりに開催された同イベントに参加した車両は115台に及んだ。 主催はオートモービルクラブジャパン(以下ACJ)。 谷保天満宮は日本のカーイベント発祥地であり、その始まりは明治41年に発足されたオートモービル・クラブ・ジャパンによる国内最初の遠乗会にある。 現在のACJは2011年8月1日このクラブの103周年の記念の日に再結成され、以来20年以上にわたり様々なカーイベントを催してきた。 その意味では、谷保天満宮旧車祭はクラブの中でも本命イベントといえるものだ。 神社を中心に所狭しと並んだ旧車たちに大人は懐かしさや羨望のまなざしを、子供は見たことのないスタイルのクルマ達に目を輝かせていた。 ■象徴たるタクリー号 日本初のツーリングである遠乗会、このイベントに有栖川殿下が自らハンドルを握って参加したのがタクリー号であった。 初の国内産ガソリン自動車、明治40年に国産吉田式自動車としてタクリー号は生まれた。 人力車や馬車、荷車が走る未舗装路をガタクリ、ガタクリと走る様からタクリー号と愛称が付いている。 しかし、残念ながら本物のタクリー号は現存しておらず、画像の車両は2012年4月に発足した実働レプリカ制作プロジェクトにより復刻された車体だ。 こちらは谷保天満宮旧車祭世話人会が中心になり、1930年製のオースチン・セブンをベースに制作された車両になる。 同年8月1日に谷保天満宮本殿にて完成披露が行われ、第1回の熱海ヒストリカGPのひと月まえには天満宮から熱海の梅園まで実際に走っている。ACJの象徴ともいえる車両だ。 ■谷保天満宮とACJ 谷保天満宮は東日本最古の天満宮であり、亀戸天神、湯島天満宮と並び関東産大天神と呼ばれている。 学業の神様である菅原道真を祀っていることからも学業成就や合格祈願、厄除けはじめ、もちろん上記の経緯からもわかるように交通安全祈願の祈祷もおこなっている。 当日も参加車両が神主に祈祷を受けることができるようになっていた。 この後、午後からはパレードランとして国立まで沿道の人々に見送られながら走ることもあり、 多くの参加者が愛車とともに祈祷を受けていた。 ■横道を行く 毎回本会場以外で止まっているイベントに来た車両を見て回るイベントの横道。 今回はイベント会場であるが、第2会場となったことで本殿に直接行ってしまった方が見過ごしたかもしれない車両群としてスポットを当ててみたい。 第2会場はイタリアンカーを中心に90年代の軽スポーツが並んでいた。 その中で、入って正面の中心にいたのがスバル360ヤングSSだ。 スバル360は1958年、まだまだ庶民にはクルマは高嶺の花として考えられていた時代にサラリーマンでも手に入れられるクルマとしてデビューした。 小さくても大人4人が快適に乗ることができる性能を実現するためのパッケージングや軽量化に挑戦。 当時スバルの持っていた元航空機メーカーとしての技術を余すことなくつぎ込んだモデルだ(スバルオンラインミュージアムより)。 デビューより10年の年月を経て競合他社に対抗するべく送り出したスポーツモデルがヤングSSだ。 その性能はデビュー当時の358㏄16馬力から排気量は変わらずに、36馬力と実に2倍以上のパワー、マニュアル3速から4速モデルへの変更を持って登場した。 外装には専用のボディカラーやボンネットのヤングSSを示すストライプ、タコメーターや革巻きステアリングを装備するなど、スバルのスポーツモデルの原点ともいうべきモデルだ。 会場では同じくRRのフィアット500に挟まれながら、その小さなテントウ虫はしっかりと存在を主張していた。 ■Back to 20世紀 実は今回ほど横道が目移りしたイベントもなかったのではないか?と思えるほどに街のそこかしこに旧車が止まっているイベントであった。 会場である谷保天満宮が基本、参加車両で手いっぱいであったこともあり、当然のことながら見物に来た車両はそうした周辺駐車場にまわる。 そうして会場を中心に見渡すと、コンビニや路地を走るクルマの多くが旧車という事態になっていた。 谷保の町並みは最近改装が目覚しい南部線沿線としては、駅舎も含め昔の雰囲気を比較的に残している。 それも相まってまるで町全体が過去に戻ったかのような気分になれた。 それが良いか悪いかは筆者には答えられない。 しかし、わずか数時間のタイムスリップはとても心地のよい時間をもたらしてくれたと思う。 ■オートモービルクラブジャパンHPhttps://acj1908.com/ ■谷保天満宮HPhttp://www.yabotenmangu.or.jp/ [ライター・撮影/きもだ こよし]
筆者は25年前、1998年からフェアレディZ、Z32専門店を営んでいます。 気づけばZ32もすっかり旧車になってしまいました。 それら平成初期のクルマは一時期人気がガタ落ちしましたが、ここ数年で空前の旧車大ブームになっていることはご存知のとおりです。 海外と国内のW需要で、相場が急騰。 R32〜R34型スカイラインGT-Rを筆頭に、信じられない価格になっています。 カーセンサーやグーを見れば憧れのクルマたちがまだ買えるとあって、購入を急ぐ方も多いことでしょう。 いい方は悪いですが、ここだけの話し、そこに「落とし穴」が潜んでいることも事実です。 専門店の私たちからのアドバイスは一言。 『思い込みで旧車を買わないこと』です。 その思い込みは、固定概念や心理から生まれるもので、どのようなものが多いのか下記に挙げてみました。 これから旧車を購入される方々のヒントになればと思います。 ■落とし穴1:販売価格が高いから程度が良いと思い込んでしまう 販売価格が安いクルマは、程度が悪く見えます。 「販売価格が高い=価値が高い」と思い込んでしないがちです。 販売価格と、程度は比例するとはいい切れません。 「販売価格が高い=仕入れが高い」可能性もあるのです。 ■落とし穴2:見た目が良いから程度が良いと思い込んでしまう 見た目が悪いクルマは、程度が悪く見えます。 見た目が良いと、大事にされてきたと思い込んでしまいがちです。 見た目と程度が比例するとはいい切れません。 見た目が良いのは、表面上、そのように見せているからかもしれません。 ■落とし穴3:走行距離が少ないから程度が良いと思い込んでしまう 走行距離が多いクルマは、程度が悪く見えます。 走行距離が少ないと、劣化や傷みが少ないと思い込んでしまいがちです。 走行距離と、程度は比例するとはいい切れません。 走行距離が少ないのは、単に長年動いていなかったかもしれません。 ■落とし穴4:ノーマル車だから程度が良いと思い込んでしまう 改造車やいじったクルマは、程度が悪く見えます。 ノーマル車は、大事にされてきたと思い込んでしまいがちです。 状態と、程度は比例するとはいい切れません。 ノーマル車は、実は元々改造車だったかもしれません。 ■落とし穴5:今買わなければなくなってしまう、もっと高くなると思い込んでしまう タマ数が減ってくると、欲しい欲求が高まります。 「今買わなければなくなってしまう」「今買わなければもっと高くなってしまう」と思い込んでいるからです。 希少性と価値は比例しません。 旧車は、焦って買うものではありません。 どうかこれだけは覚えておいてください。 ・ホームページhttp://www.Z32-Zone.com/ ・Facebookhttps://www.facebook.com/pages/Fairlady-Z32-Proshop-Zone/286263454768481 ・Instagramhttps://www.instagram.com/Z32_Zone.omura/ ・YouTubehttps://www.youtube.com/user/ZoneZ32 [ライター・撮影/小村英樹(Zone代表)]
昨年、愛車S15で使用していたカーナビが壊れまして。 購入したのが2004年。3~4年おきにデータを更新しながら18年間の使用なので、よく働いてくれたと思います。 仕事柄、初見の地に出向くことが多いので、なんらかのナビゲーションシステムは必須。 当初はネットオークションで中古の同一機種を落札し、配線はそのままに本体だけ交換しようと考えていたのですが、これが思いのほか高価なこと。 ちょっと足せば、新品のポータブルカーナビが買えちゃう額。 「なら、スマートフォンのナビアプリを使ってみよう。不都合があったら、あらためてカーナビを買えばいいし」 そんな顛末があってカーナビを外し、現在、ナビアプリを利用しています。 旧車を所有し、「車内の雰囲気を壊さないため、カーナビは取り付けたくない。 けれどナビは使いたい。 スマートフォンのナビアプリはどうなんだ?」と、考えている方は、意外に多いようです。 今回は実体験に基づいたカーナビとナビアプリの違いを記してみたいと思います。 ■ダッシュボード設置型のカーナビは取り外しが大変! 中古品を落札する案はなくなったので、まずはカーナビの取り外しから。 壊れたカーナビはダッシュボード上に両面テープで土台を固定するタイプ。 簡単に取り除けるかと思ったら、実際はかなり面倒な作業でした。 土台を引っ張るものの(貼り付けから20年近くを経ているにもかかわらず)両面テープはびくともせず、ダッシュボードの表皮が浮き上がってしまう事態に。 いやいや、強力過ぎだろ! 本来ならドライヤーで温めて剥がすのがいいのでしょうが、非コンセント型のドライヤーを所有していません。 接着はがし剤を使用しますが、正直なところ効果はなし。 結局、力で少しだけ浮かべて土台とダッシュボードのすき間を作り、慎重にカッターで切って剥がす方法を取りました。 土台は取れたのですが、ダッシュボード上に両面テープが残ってしまったので、時間をかけてチマチマと剥がします。 信号待ち中にもチマチマ。渋滞にはまって停車中にもチマチマ。車内で妻を待っている間にもチマチマ。チマチマチマチマ……。 3日ほどで剥がし終えたのですが、どうしてもノリは除去しきれませんでした。 ダッシュボードの色あせもあって、両面テープが貼ってあった場所がクッキリと分かる状態に。 個人的にはカーナビの取り付け位置は、視線移動の少ないダッシュボード上がベストだとは思います。 思いますが、旧車を綺麗な状態で維持したいのなら、カーオーディオスペースを活用するDINタイプにすべきだなと感じました。 ■ナビアプリの使用感に問題なし。ただ、トンネル内では位置を示してくれず さて、近場のホームセンターでスマートフォンスタンドを購入し、ダッシュボード上に両面テープで取り付け。 今度は範囲も狭いですし、両面テープもチープなので、不要になった際、そこまで苦労せずに剥がせるでしょう。多分……。 ちなみにスマートフォンを吸盤等でフロントウィンドウに貼り付けるのは道交法違反にあたるので注意が必要です。 そういった製品が販売されているのは、小売店や個人が合法である国から輸入し、日本の道交法を確認していないから、ではないでしょうか。 選択したナビアプリは、無料の『yahoo! カーナビ』。 選んだ理由は、基本の地図データにゼンリンを使用しているところ。 不満が出たら、有料版の『ゼンリンのいつもNAVI』に変えればいいかなと。 かつての廉価モデルスマートフォンだと性能や機能が足りず、ナビアプリが正常に動作しないこともあったそうです。 ですが、いまどきのスマートフォンなら廉価モデルでも問題なく作動します。 実際、私のスマートフォンも3年前の廉価モデルですが、一点を除いて動作に問題はでていません。 この一点については、のちほど記します。 使用してみた感じ(それまで使用していたカーナビが古くてシンプルなのもあって)特に不満はありませんでした。カーナビと比べると誤差は大きく、また位置ズレも頻繁に発生していますが、走行しているうちに補正してくれますし、慣れの範疇だと考えています。 データ通信量も思っていたほどではなく、月に2~3回、使うくらいなら、2~3Gの契約でも事足りるのではないでしょうか。 そして問題点。 クルマから車速信号を取ることのできないスマートフォンだから仕方がないのですが、トンネル内では自車の位置を拾ってくれません。 アプリの表示は、地下道やトンネルの入り口付近で停止している状態です。 分岐のある高速道路だった場合、致命的な間違いに繋がります。 ただ『yahoo! カーナビ』、本来ならばスマートフォンのジャイロ機能に対応し、地下道やトンネルでも現在地を表示できるそう。 これは私のスマートフォンの問題なのかもしれません。 ハイエンドモデルやミドルレンジモデルのスマートフォンで、リリースからしばらく時間が経っているモデルなら、アプリも対応しているのではないでしょうか。 ■事前に所有するスマートフォンとナビアプリとの相性を確認 スマートフォンのナビアプリ。個人的には十分にカーナビの代わりになると感じています。 不足な点は多々ありますが、不足をオーナーの知恵と経験で補うのは、旧車に乗られる皆さんの得意技でしょうし。 ダッシュボードに両面テープや吸盤用のシールを貼りたくない。 あるいは美観からダッシュボード上にスマートフォンスタンドを設置したくないのなら、取り付けに工夫が必要になると思います。 念のためスマートフォンスタンドを購入する前に、所有されるスマートフォンにジャイロ機能があるか、ないか。くわえてトンネル内で案内してくれるかを調べておくと失敗せずに済みます。 当面、ナビアプリを利用するつもりです。 今後、スマートフォンを買い替えてトンネル内の案内に変化が出たら、またお伝えしたいと思います。 [ライター・カメラ/糸井賢一]
ケンメリは、旧車の中でも名車中の名車と呼ばれています。ケンメリのリセールバリューが高いのであれば、一度は乗ってみたいと思う人も多いでしょう。今回は、圧倒的な人気を誇るケンメリのハコスカとの違いや、リセールバリューの相場、高く売る方法について解説します。ケンメリの購入を検討中の人やオーナーは参考にしてください。 ケンメリは圧倒的な人気を誇る旧車 ケンメリは圧倒的な人気を誇る旧車です。その人気はスカイラインの代名詞ともいえるハコスカに匹敵するといっても過言ではありません。レースでその名を轟かせたハコスカに対し、ケンメリは社会現象にもなった特徴的なCMで絶大な人気を獲得しました。 流線型のデザインと高い技術で作られたケンメリは、走りと同時にデートカーとしての要素を持ち、ハコスカ以上の付加価値を与えられた車といえるでしょう。ハコスカより進化しながらもサイズアップや重量増、排ガス規制によりモータースポーツでは活躍できなかった不運の車です。しかし、ハコスカの2倍以上の販売台数を誇り、今なお不朽の名車と呼ばれています。 ハコスカとの違い ハコスカは、1968〜1972年まで販売された3代目スカイラインです。ケンメリの先代にあたり、その名の通り箱型のデザインが印象的といえるでしょう。プリンス自動車と日産自動車の合併時に販売された車で、GT-Rの原点となるモデルです。 当時のハコスカ GT-Rの新車価格はおよそ150万円で、現在の価値に換算すると950万円ほどのプレミアムカーであり2000台弱が販売されました。現在でも人気が高く標準仕様車は400〜600万円、GT-Rは2000万円前後で取引されており、過去のオークションでは4000万円以上の価格がついています。 ケンメリのリセールバリューの相場 ケンメリのリセールバリューの相場は、非常に高値で推移しています。生産台数がわずか197台(内市販されたのは195台)のGT-Rは過去に5000万円以上で取引された事例もあり、それ以外のグレードについても状態がよければ取引価格は1000万円を超える状況です。不動車でも100万円以上の価格がつく車体もあり、投機目的で購入される人も多いためその相場は年々上昇しています。 大卒初任給が6万円ほどだった時代のケンメリ GT-Rの新車価格は160万円強でした。現代の価値でいえば400〜500万円程度の価格設定といえ、生産台数を考えても誰もが認めるプレミアムカーです。発売から40年以上が経過した現在のリセールバリューの相場は、希少性だけでなく「幻のスカイライン ケンメリ GT-R」の衰えない人気の証といえるでしょう ケンメリのリセールバリューが決まる要因 ケンメリのリセールバリューが決まる要因について詳しく解説します。 GT-Rはオークションで数千万円 ケンメリ GT-Rは、197台の生産台数という希少性でオークションでは数千万円の価格がつきます。国内外問わずに購入希望者が多いため、不動車であっても1,000万円近くの価格がつくこともあるほどの人気ぶりです。 ノーマル車が人気 ケンメリは、ノーマル車が人気です。古い車のためすべてが純正部品のままのフルノーマル車はほとんどありません。しかし、車検非対応のチューンナップ車やワンオフパーツが多用された車は、オリジナルに近い状態に戻すために費用や手間がかかります。その点で考えれば、適切なメンテナンスを施してオリジナルパーツを数多く残している車はリセールバリューも高いでしょう。 きっちりとレストアされている ケンメリは、きっちりとレストアされている車が人気です。不動車やボロボロの状態でも価格がつくとはいえ、適切なメンテナンスや必要に応じたレストアがされた車はリセールバリューもそれに見合ったものとなります。 ケンメリを高く売る方法 続いて、ケンメリを高く売る方法について詳しく解説します。 ケンメリに対する知見が豊富な業者を選ぶ ケンメリを高く売るためには、ケンメリに対する知見が豊富な業者を選ぶことが重要です。グレードによってエンジンも異なるため、不具合があってもレストアや修理などが適切に行える業者であれば正確な査定価格を提示してくれます。 細部まで入念にメンテナンスする ケンメリは、細部まで入念にメンテナンスすることで高く売ることができます。新車登録から40年以上が経過した車のため、メンテナンスの度合いが状態の良し悪しを大きく左右します。買取業者も状態のよいケンメリほど査定額を上乗せしてくれるため、頻繁にメンテナンスすることを心掛けましょう。 過剰な装備を追加しない ケンメリは、過剰な装備を追加していない車の方が高く売れます。現代の車に標準装備された快適装備を追加することも可能とはいえ、乗りつぶすつもりでなければ控えた方がよいでしょう。可能な限りオリジナルのケンメリを希望する購入希望者も少なくありません。追加した装備により内張りなどが加工されていると査定価格が下がる可能性があります。 ケンメリの魅力と歴史 ケンメリは、日産が販売した4代目スカイラインです。CMの「ケンとメリーのスカイライン」が社会現象を起こし、その名を冠しました。先代のハコスカの総販売台数が約31万台だったのに対し、5年の販売期間で約67万台のセールスを記録していることが人気の高さを物語っています。 箱型で獰猛な肉食獣を彷彿させるハコスカから妖艶なシルエットへと変化したケンメリには、以降のスカイラインに継承された丸形4灯のテールランプも初採用されました。4ドアセダンもラインナップされ、こちらはヨンメリの愛称で呼ばれています。 生産台数197台のケンメリ GT-Rは「幻のスカイライン」として非常に人気が高いです。オーバーフェンダーやリアスポイラー、フロントグリルも専用装備されスカイライン初の4輪ディスクブレーキも採用されました。 レースで圧倒的な存在感をみせた先代ハコスカ GT-Rの後継であるケンメリ GT-Rは、当時のレースレギュレーションなどにより実戦投入が困難なためそのポテンシャルを公の場で発揮することはできていません。希少性に加えてこの背景が「幻のスカイライン」の所以といえるでしょう。 基本スペック販売期間........1972~1977年乗車定員........5名駆動方式........FRエンジン........直4 1.6ℓ G16型、直4 1.8ℓ G18型、直6 2.0ℓ L20型、直6 2.0ℓ S20型(GT-R)、直4 1.6ℓ L16型、直4 1.8ℓ L18型、直6 2.0ℓ L20E型全長(GT-R)........4460mm全幅(GT-R)........1695mm全高(GT-R)........1380mm車両重量(GT-R)........1145kg最高速度(GT-R)........200km/h
■第8回 ~アルミ弁当箱と旧車の意外な関係~ どうも!「日本アルミ弁当箱協会」会長のマツド・デラックスでございます。 「旧車王」連載8回目となりました。 今回も「アルミ弁当箱と旧車の意外な関係」を語って行きたいと思います! ■アルミ弁当箱に描かれない車両たち その4 アルミ弁当箱には特撮やアニメ・漫画など、たくさんのヒーローが描かれます。 そして、そのヒーローを助ける人間たちの武器や戦闘用のメカ等も描かれるわけです。 そのなかでも比較的多いのは、空を飛ぶ戦闘機が数多く描かれていますが、活躍が地味(?)な車両は描かれていることが少ないようです。 今回もあえてそんな車両たちに注目していきたいと思います。 8回目は「ホンダZ(360)」をお送りいたします。 ■1年遅れでやって来たホンダの「Z」 1969年、現在でも大人気の日産「フェアレディZ」がデビューしました。 それから遅れること1年。 もう1台の「Z」が登場します。 それが当時「軽のホンダ」から登場した「ホンダZ」です。 エンジンは「N360」と基本的に同じで、空冷からスタートし「ライフ」の水冷とプラットホームが変更された1974年まで製造されていきます。 実は私もオレンジ色の最終型・水冷ハードトップの「Z」を所有していました。 当時はホンダ軽フリークで「NⅢ360」「ライフ4ドア」「ライフワゴン」そして「Z」と4台を乗り継ぎ青春時代(?)を過ごしていたのです。 ■1つの番組に2人のヒーロー? 1973年にセスナから巨大ロボットに変身する「ジャンボーグA」の放映が始まります。 この主題歌がたまらなく好きなのですが~と、その話はまた今度ということで話を進めますが、当時10歳の乗り物好きにはたまらない番組でもありました。 その27話からなんともう1体巨大ロボットが登場するのです。 それが「ジャンボーグ9」でした。 そしてその変身するベースがセスナではなくなんと軽自動車の「ホンダZ」でした。 縦ツートン(銀と赤)に塗装されたZは子ども心に強烈にインプットされ、その影響が「ホンダ軽(360)」を多数乗ることに繋がったのかもしれません。 しかし、残念ながら「ジャンボーグA」のアルミ弁当箱は存在しますが「ジャンボーグ9」のアルミ弁当箱は現在のところ存在を確認できていません。 これは前にも書きましたが、番組当初の企画でアルミ弁当箱の図柄を決めてしまうので、途中から登場する「9&Z」のアルミ弁当箱の製造はされなかったのだと想像するのです。 ■現在にも影響を与え続けている「水中めがね」 「ホンダZ」といえば「水中めがね」という愛称で呼ばれていたのは有名な話です。 リヤゲートのウインドウのスタイルが「ゴーグル」に似ていることからなのですが、実は現在にも影響を与えているのではないだろうか?と勝手に「想像と妄想」(アルミ弁当箱協会のキャッチフレーズ)をしております。 それは「スズキ アルトターボ&ワークス」が「2代目水中めがね」だと勝手に「妄想」しております。 ホンダZから42年後の2015年のことでした。 このクルマが発売されたとき久々にディーラーに新車を見に行ったのを覚えております。 「旧車」の匂いを感じたのは私だけでしょうか? 話は「Z」に戻りますが、何かと自分のなかでのイメージが強いクルマでもあります。 「ジャンボーグ9」の登場もそうですが、クルマ好きの方には「西風」先生の「GTロマン」の「3ナンバーのZ」も記憶に残っているのではないでしょうか?(第1巻の1話目です) 今回はかなり自分の思い出で突っ走った感がありますが、次回もアルミ弁当箱を通して斜めから見た旧車をお送りいたします。 まったく脈絡のないコラムではありますが「旧車王」共々「マツドデラックスコレクション アルミ弁当箱図鑑」もよろしくお願いいたします。 又、アルミ弁当箱を展示して欲しい・アルミ弁当箱の貸し出し・トークショーやイベント等と、ご要望のある方も是非お声をかけてください。 次回はイベントで2月26日(日)13:00~17:30に「関西シルククリエイト」さんのイベント「ビックリマン風シールの販売&アルミ弁当箱展示」(大阪、御堂筋ホール心斎橋)に参加いたしますので、よろしくお願いいたします! ■イベントのお知らせ! ●「関西シルククリエイト」のイベントにて、ビックリマン風シールの販売&アルミ弁当箱を展示 開催日:2023年2月26日(日)13:00~17:30 会場:〒542-0086 大阪市中央区西心斎橋1丁目4番5号御堂筋ビル 10Fhttps://www.mhall-s-co.jp/access/ ●アルミ弁当箱図鑑 厳選50 ーマニア編ー マツドデラックスコレクション (ヴァンタス) https://www.amazon.co.jp/dp/4907061471 ●日本アルミ弁当箱協会会長「アルミ弁当箱図鑑 厳選50」出版への道https://www.qsha-oh.com/historia/article/matsudo-bangai-1/ ※アルミ弁当箱を並べて欲しい等とご要望のある方も是非お声をかけてください。 ●日本アルミ弁当箱協会ホームページhttps://kyokai.fans.ne.jp/arumibenntou/ ●Twitterhttps://twitter.com/keisuke38922 [撮影/ライター・マツド・デラックス(山本圭亮)]