旧車と名車が甦るメディア
査定を依頼する(無料)

クルマは当日買取可能?知っておくべきリスクと対策、当日の流れを徹底解説

目次
1.クルマの当日買取が難しい理由 2.クルマの当日買取を希望するリスク 3.クルマの買取が遅れないための対策 4.クルマの当日買取は即日現金化できる? 5.クルマ買取の当日の流れ 6.まとめ

「急な転勤が決まり、すぐにマイカーを手放さなければならなくなった」「事故でクルマが動かなくなり、早急に処分したい」「とにかく早く現金が必要」など、さまざまな事情でクルマの当日買取を希望される方は少なくありません。

一般的には数日かかるといわれるクルマの買取を当日中に完了させ、即日現金化することはできるのでしょうか。

本記事では、クルマの当日買取は可能なのか、どのようなリスクや取るべき対策があるのかについて詳しく紹介します。

reasons_to_choose_qshaoh

contact_button

reasons_to_choose_qshaoh

contact_button

クルマの当日買取が難しい理由

結論からいえば、クルマの当日買取は非常に難しいと考えた方がよいでしょう。「即日買取」「即時買取」が可能な買取業者が存在しないわけではありませんが、多くの買取業者は数日の買取期間を必要としています。

査定時には以下のように多岐にわたる手続きや確認が必要です。そのため、一般的にはどれだけ迅速に対応してくれる業者であっても、最短で3営業日程度の時間がかかります。

1.車輌の査定に時間がかかる

まず、買取業者はクルマの状態を詳細にチェックし、買取価格を算出します。外装や内装の傷、エンジンの状態、走行距離、事故歴の有無など、細部にわたって確認します。専門的な知識と経験を持つ査定士であっても、一定の時間を要します。

2.書類の確認にも時間がかかる

次に、車検証、自賠責保険証、リサイクル券、納税証明書など、売却に必要な書類が全て揃っているかを確認します。クルマの所有者や状態を証明する重要なものであり、1つでも不足していると手続きを進めることができません。

3.名義変更手続きが必要

クルマの所有権を買取業者に移転するための手続きを行います。陸運局(運輸支局)で行う必要があるため、手続きには時間がかかります。

4.ローンの残債確認も必要

売却するクルマにローンが残っている場合は、残債の確認や精算手続きが必要です。ローン会社への連絡や手続きにも時間がかかるため、当日中の買取はさらに難しくなります。

5.その他確認事項

さらに、車輌の盗難履歴や、過去の修理履歴など、さまざまなことを確認します。

クルマの状態やローンの有無、さらには買取業者の状況などによって、完了までの時間が大きく異なります。また、書類に不備があった場合や、手続き中に問題が発生した場合は、さらに長い時間が必要です。

旧車王バナー旧車王バナー

クルマの当日買取を希望するリスク

当日買取を希望する場合、いくつかのリスクを理解しておく必要があります。急いでいる時ほど、冷静な判断が難しくなるため、注意が必要です。

実際の価値より安く売却してしまうリスクがある

クルマを売却する際には、複数の業者から見積もりを取り、それぞれの査定額やサービス内容を比較検討するのが理想的です。しかし、当日買取では時間的な制約から余裕がなくなり、結果的に本来の価値よりも安く売却してしまうリスクが高まります。

業者の信頼性を見抜こうとせずに売却してしまう

当日買取を強く希望する場合、買取業者を慎重に選ぶ時間が十分に取れないことがあります。本来であれば、インターネットで口コミや評判を調べたり、実際に店舗を訪れてスタッフの対応を確認したりするなど、信頼できる業者を選ぶのが望ましいです。

しかし「今日中に売却したい」という気持ちが先走ってしまうと、業者の信頼性を見極めないまま契約してしまうリスクがあります。

当日に買取不可となる可能性がある

査定を依頼した業者が当日になって「車輌の状態が悪い」「必要書類が揃わない」などの理由で買取を拒否した場合、希望の日に売却できず、入金が大幅に遅れてしまう可能性があります。

クルマの買取が遅れないための対策

クルマの買取をスムーズに進めるためには、事前の準備が重要です。以下のポイントを押さえて、買取の手続きが遅れる事態を防ぎましょう。

必要書類が揃っているか入念に確認しておく

クルマを当日中に売却するためには、必要書類を事前に確認し、全て揃えておく必要があります。売却に必要な書類等は以下のとおりです。

  • ・車検証
  • ・印鑑証明書、実印(軽自動車の場合は認印でも可)
  • ・自賠責保険証
  • ・自動車税納税証明書(軽自動車の場合は軽自動車税納税証明書)
  • ・リサイクル券

なお、印鑑証明書は発行から3ヶ月以内などの有効期限があります。不足している書類があると手続きがストップしてしまい、買取が大幅に遅れる原因となります。

▼関連記事はこちら
クルマの売却時に必要な書類は?普通車・軽自動車に分けて解説

大体の買取相場を把握しておく

事前にインターネットの一括査定サイトや、買取業者のWebサイトなどを利用して、愛車の買取相場を調べておきましょう。大まかにでも相場を把握しておけば、査定額が妥当かどうかを判断しやすくなります。

すぐに引き渡せるようにしておく

クルマの売却前には、車内の私物を全て降ろし、清掃しておくなど、すぐにクルマを引き渡せる状態にしておきましょう。また、洗車をしておくことで、査定士によい印象を与え、査定額アップに繋がる可能性もあります。

旧車王バナー旧車王バナー

クルマの当日買取は即日現金化できる?

当日買取に対応している買取業者に売却すれば、当日中の現金化が可能です。ただし、正しい査定を受けられず、一般的な相場よりも低い査定額を提示されるおそれがあります。

なお、当日買取に対応していない業者に売却する場合であっても、即日現金化できる可能性があります。車輌の引き渡しと必要書類の提出が完了し、仮の査定額に合意できる場合に限り、当日中に売却代金を現金で受け取れるかもしれません。

ただし、当日は正式な査定が完了しておらず、今後査定額が変動する可能性があるため、当日中に全額が支払われるとは限りません。当日受け取れるのは査定額の一部に限られ、残額は後日銀行振込されるケースもあるでしょう。

また、原則として大手の買取業者は当日買取に対応しておらず、買取代金の支払いも銀行振込のみです。即日現金化に対応できるのは、小規模法人や個人経営の業者に限定されると考えてよいでしょう。

クルマ買取の当日の流れ

クルマの買取は、当日買取・翌日以降買取ともに一般的に以下のような流れで行なわれます。

  1. 1.問い合わせ・申し込み

    まずは、買取業者に電話やウェブサイトから問い合わせ、査定を申し込みます。当日買取を希望する場合はその旨を伝え、対応可能かどうかを確認しましょう。

  2. 2.来店・出張査定

  3. 買取業者の店舗にクルマを持ち込むか、自宅などに出張査定を依頼します。査定士がクルマの状態を詳しくチェックし、買取価格を提示します。

  4. 3.査定額の交渉

    提示された買取価格に納得できない場合は、交渉できます。事前に調べておいた買取相場などを参考に、希望額を伝えましょう。

  5. 4.契約

  6. 買取価格に納得したら、売買契約書に署名・捺印します。契約内容をよく確認し、不明な点があれば必ず質問しましょう。
  7. 5.必要書類の提出

  8. 車検証や自賠責保険証などの必要書類を提出します。
  9. 6.車輌の引き渡し

  10. クルマを買取業者に引き渡します。
  11. 7.代金の受け取り

  12. 査定額の一部、または全額を受け取ります。支払い方法は、現金払い、銀行振込など、業者によって異なります。
  13.  
  14. ▼関連記事はこちら
    クルマ売却の流れ7ステップ!注意点や必要書類も丁寧に解説します

旧車王バナー旧車王バナー

まとめ

クルマの当日買取は、多くの手続きや確認事項が必要なため、基本的には難しいと考えた方がよいでしょう。しかし、事前にしっかりと準備を行い、信頼できる買取業者を選ぶことで、スムーズな売却は可能です。それでも、適正な査定額が提示されないリスクは排除できないため、適正価格で売却したい場合は当日買取にこだわらない方がよいでしょう。

旧車の買取なら「旧車王」におまかせ!

長い時間を共にした愛車だからこそ、売却先にもこだわりたいという方は多いのではないでしょうか。
旧車王は、旧車に特化して20年以上買取を続けております。旧車に関する実績と知識なら、どこに負けない自信があります。また、ご契約後の買取額の減額や不当なキャンセル料を請求する「二重査定」も一切ございません。誠実にお客さまのクルマと向き合い、適正に査定いたします。
全国どこでも無料で出張査定にうかがいますので、大事な愛車の売却先にお悩みの方はぜひ「旧車王」にご相談ください。

画像1
画像ギャラリー(全1枚)を見る
この記事に誤りや気になる点がありましたら、お手数ですが、こちらのフォームからお知らせください。ご協力ありがとうございます。

この記事をシェアする

旧車王マガジンは
旧車王
が運営しています

旧車王は、「買取は10年以上の旧車だけ」というコンセプトのもと、旧車・クラシックカーに特化して25年、 累積15,000台以上を買取させていただいております。改造車から希少車まで、適正価格を見極めて買取させていただきます。弊社所属の鑑定士が最短当日で全国無料出張査定いたします。ご契約後の買取額の減額や不当なキャンセル料を請求する二重査定は一切ありません。特別なそして価値ある希少車の買取こそ、確かなノウハウと実績を持つ旧車王にお任せください!

すぐ査定依頼が可能!

Web査定申込はこちら

まずは車について気軽に相談したい

LINEで売却相談する

関連する記事

人生の半分の時間をともにした愛車「2000年式トヨタ チェイサー ツアラーV(JZX100型)」との出会い。そして別れを考える

人生の半分の時間をともにした愛車「2000年式トヨタ チェイサー ツアラーV(JZX100型)」との出会い。そして別れを考える

旧車の愛好家たち 2025.12.05
クルマのドアからの雨漏り放置は事故につながる?原因と対処法を解説

クルマのドアからの雨漏り放置は事故につながる?原因と対処法を解説

旧車の魅力と知識 2025.12.04
キューブが25年ルール解禁!今後値上がりする?

キューブが25年ルール解禁!今後値上がりする?

旧車の売買と鑑定市場 2025.12.03
車の事故修理は保険と自費どちらが得?保険料・等級への影響を解説

車の事故修理は保険と自費どちらが得?保険料・等級への影響を解説

旧車の魅力と知識 2025.12.02
2025年1月にサニー(B15型)が25年ルール解禁!今後値上がりする?

2025年1月にサニー(B15型)が25年ルール解禁!今後値上がりする?

旧車の売買と鑑定市場 2025.11.26
その不調、電気系統が原因かも?クルマの故障トラブルと修理費用を解説

その不調、電気系統が原因かも?クルマの故障トラブルと修理費用を解説

旧車の魅力と知識 2025.11.17
旧車は特別な雪道対策が必要? 冬場に注意したいポイントを徹底解説

旧車は特別な雪道対策が必要? 冬場に注意したいポイントを徹底解説

旧車の魅力と知識 2025.11.11
マークIIクオリスが25年ルール解禁!今後値上がりする?

マークIIクオリスが25年ルール解禁!今後値上がりする?

旧車の売買と鑑定市場 2025.11.04

記事ランキング

1
キューブが25年ルール解禁!今後値上がりする?

キューブが25年ルール解禁!今後値上がりする?

旧車の売買と鑑定市場 2025.12.03
2
MT車(マニュアル車)の運転方法とは?発進・停止・ギアチェンジ・坂道発進のコツを解説

MT車(マニュアル車)の運転方法とは?発進・停止・ギアチェンジ・坂道発進のコツを解説

旧車の魅力と知識 2024.04.19
3
マイナ免許証に変わって感じるデメリットとは?従来にはないメリットも

マイナ免許証に変わって感じるデメリットとは?従来にはないメリットも

旧車の魅力と知識 2025.03.25
4
固着したネジでも諦めないで!回らないネジの緩め方アラカルト

固着したネジでも諦めないで!回らないネジの緩め方アラカルト

旧車の再生と維持 2023.09.12
5
車のアンダーカバーが壊れた!修理費用はどのくらい?

車のアンダーカバーが壊れた!修理費用はどのくらい?

旧車の再生と維持 2023.10.18
6
クルマの名義変更の費用はいくら?自分で手続きする場合&代行料も解説

クルマの名義変更の費用はいくら?自分で手続きする場合&代行料も解説

旧車の魅力と知識 2022.09.12
7
車庫証明は本人じゃなくても取得できる!代理人による手続き方法を紹介

車庫証明は本人じゃなくても取得できる!代理人による手続き方法を紹介

旧車の売買と鑑定市場 2023.03.31
8
【13年・18年経過】自動車税種別割・重量税の早見表|乗り換えた方がよい理由も紹介

【13年・18年経過】自動車税種別割・重量税の早見表|乗り換えた方がよい理由も紹介

旧車の売買と鑑定市場 2024.07.29

カテゴリ一覧

# 旧車の魅力と知識 # 旧車の売買と鑑定市場 # 旧車の再生と維持 # 旧車のイベント # 旧車の愛好家たち