旧車と名車が甦るメディア
査定を依頼する(無料)

時代を先取りしすぎたSUV!?一度見たら忘れられない いすゞ ビークロスの魅力と中古車市場

目次
1.ほぼコンセプトカーどおりの姿で登場したビークロス 2.先進的すぎるデザインで後方視界に難あり? 3.見掛け倒しじゃない確かな走破性能 4.中古車在庫は少なく、すでに希少車の域に 5.まとめ

スタイリッシュなSUVは今でこそ数多く販売されていますが、1997年に登場したいすゞ ビークロスは、時代を先取りした先進的なデザインで大きな話題を呼びました。曲線を多用したうねるような外観と、SUVとしても文句のなしの力強い走破性を併せ持ち、今でも根強い人気があります。

今回は、SUVの歴史のなかでもひときわ異彩を放つビークロスの魅力と、中古車市場について解説していきます。

reasons_to_choose_qshaoh

contact_button

reasons_to_choose_qshaoh

contact_button

ほぼコンセプトカーどおりの姿で登場したビークロス

いすゞ のスペシャリティカーSUVとして、1997年4月に発売したビークロス。発売のきっかけは、1993年の第30回東京モーターショーに出品したコンセプトカー「VehiCROSS(ヴィークロス)」であり、近未来的なデザインで当時注目を浴びました。

その特徴的な造形が人気を博したことで、いすゞはヴィークロスの市販化を決定。ビークロスと名前を変え、市販車でありながらコンセプトモデルとほぼ変わらない姿で登場しました。さらに車体ベースを4WDのジェミニから、ビッグホーン・ショート型に変更したことで車体サイズは拡大。市販モデルで大型化したビークロスは、コンセプトモデル以上のインパクトを発揮していました。

通常、市販モデルは外観デザインが控えめになることがほとんどですが、ビークロスはほぼコンセプトどおりの姿で登場したことで、いまでも人々の記憶に残るSUVとして、車史にその名を残しています。

ビークロスの買取専門ページはこちら

旧車王バナー旧車王バナー

先進的すぎるデザインで後方視界に難あり?

コンセプトモデルから大型化したビークロスのサイズは、全長4,130mm×全幅1,790mm×全高1,710mm。開発は欧州で行われ、デザインは当時いすゞのデザイナーだった中村史郎氏と、のちにインフィニティのロンドンスタジオのトップに就任するサイモン・コックス氏が担当していました。

ビークロスのテーマは「ワイルド&フレンドリー」であり、力強い走破性を持ちながらも、デザインは先進的で、どこか愛らしい雰囲気が取り入れられています。丸くねじれたようなフォルム、ボディ下半分を覆う樹脂パネル、スペアタイヤを内側に内蔵したバックドアなど、目につく全てが斬新なスタイリングです。

しかし、デザインを優先させたことで室内からの後方視界は悪化。それを解消するため、ビークロスはバックアイカメラを標準装備し、これは乗用自動車としては初の試みでもありました。        

ビークロスの買取専門ページはこちら

見掛け倒しじゃない確かな走破性能

ビークロスは最高出力215ps、最大トルク29.0kgf・m/3,000rpmを発生するビッグホーンと同型の3.2リッターV6エンジンを搭載。いすゞのSUVとしては珍しく、ディーゼルエンジンの設定がなくガソリンエンジンのみとなっていました。

駆動は前後輪のトルク配分制御システムを搭載したパートタイム4WDを採用しており、エンジンの力強さも合わせて、十分な悪路走破性を与えられています。

足回りはフロントにダブルウィッシュボーン、リアが4リンク式コイルサスペンションを採用し、ショックアブソーバーはラリー用にチューンされたものを使用しているため、オンオフ問わず安定した走行性を発揮します。

ビークロスの買取専門ページはこちら

旧車王バナー旧車王バナー

中古車在庫は少なく、すでに希少車の域に

そんなビークロスですが、日本国内での中古車市場はどうなっているのでしょうか。原稿執筆時の2021年11月時点で、ビークロスの市場価格を大手中古車サイトで調べてみました。

中古車サイトでのビークロスの在庫台数はわずか3台と少なく、希少性の高い車だということがうかがえます。車体価格は安いもので、1997年式109,000km走行の個体が148万円。最高値では1998年式79,000km走行で218万円。ビークロスの市場価値は新車価格の295万円(ベースグレード)に達するほどではありませんが、中古車としては比較的高プライスの部類に入ります。

また1997年~2001年の販売期間中、約1800台しか流通していないということもあり、ビークロスの希少価値を高めているのもしれません。

ビークロスの買取専門ページはこちら

まとめ

コンセプトモデルからほとんど姿が変わらないという、まさかの状態で販売されたビークロス。

未来感あふれた斬新な姿は多くの人に驚かれた一方、その奇抜さは当時のクロカンファンにヒットし、今でも根強い人気を持っています。そんなビークロスも現在は台数が減っており、中古車の価格もそれなりの値段になっているのが現状です。

悪路走破性が高く、人とは違ったSUVが欲しいという方にはビークロスは非常におすすめですが、今や希少車となっているこの現状なので、購入を考えているならば早めの行動が重要になってくるでしょう。

[ライター/増田真吾]

旧車の買取なら「旧車王」におまかせ!

長い時間を共にした愛車だからこそ、売却先にもこだわりたいという方は多いのではないでしょうか。
旧車王は、旧車に特化して20年以上買取を続けております。旧車に関する実績と知識なら、どこに負けない自信があります。また、ご契約後の買取額の減額や不当なキャンセル料を請求する「二重査定」も一切ございません。誠実にお客さまのクルマと向き合い、適正に査定いたします。
全国どこでも無料で出張査定にうかがいますので、大事な愛車の売却先にお悩みの方はぜひ「旧車王」にご相談ください。

画像1 画像2
画像ギャラリー(全2枚)を見る
この記事に誤りや気になる点がありましたら、お手数ですが、こちらのフォームからお知らせください。ご協力ありがとうございます。

この記事をシェアする

旧車王マガジンは
旧車王
が運営しています

旧車王は、「買取は10年以上の旧車だけ」というコンセプトのもと、旧車・クラシックカーに特化して25年、 累積15,000台以上を買取させていただいております。改造車から希少車まで、適正価格を見極めて買取させていただきます。弊社所属の鑑定士が最短当日で全国無料出張査定いたします。ご契約後の買取額の減額や不当なキャンセル料を請求する二重査定は一切ありません。特別なそして価値ある希少車の買取こそ、確かなノウハウと実績を持つ旧車王にお任せください!

すぐ査定依頼が可能!

Web査定申込はこちら

まずは車について気軽に相談したい

LINEで売却相談する

関連する記事

クルマに選ばれし23歳の若きオーナーの愛車「1993年式メルセデス・ベンツ280SL(R129)」との出会い。そして別れを考える

クルマに選ばれし23歳の若きオーナーの愛車「1993年式メルセデス・ベンツ280SL(R129)」との出会い。そして別れを考える

旧車の愛好家たち 2026.03.25
2020年2月にランサーエボリューションⅢが25年ルール解禁!今後値上がりする?

2020年2月にランサーエボリューションⅢが25年ルール解禁!今後値上がりする?

旧車の売買と鑑定市場 2026.03.02
車の自然災害での水没は車両保険で補償される?補償範囲や保険料の影響を解説

車の自然災害での水没は車両保険で補償される?補償範囲や保険料の影響を解説

旧車の魅力と知識 2026.02.26
2026年9月に80スープラ(JZA80)が25年ルール解禁!今後値上がりする?

2026年9月に80スープラ(JZA80)が25年ルール解禁!今後値上がりする?

旧車の売買と鑑定市場 2026.02.24
車のエアロは修理しないと危険!必要な理由と手順を解説

車のエアロは修理しないと危険!必要な理由と手順を解説

旧車の魅力と知識 2026.02.20
前オーナーの想いを引き継いだ愛車「1955年式ポルシェ356スピードスター」との出会い。そして別れを考える

前オーナーの想いを引き継いだ愛車「1955年式ポルシェ356スピードスター」との出会い。そして別れを考える

旧車の愛好家たち 2026.02.18
2025年1月にセフィーロが25年ルール解禁!今後値上がりする?

2025年1月にセフィーロが25年ルール解禁!今後値上がりする?

旧車の売買と鑑定市場 2026.02.16
ガソリンや軽油は季節や地域によって違うって本当?! 誤解されやすいオクタン価についても詳しく解説

ガソリンや軽油は季節や地域によって違うって本当?! 誤解されやすいオクタン価についても詳しく解説

旧車の魅力と知識 2026.02.13

記事ランキング

1
MT車(マニュアル車)の運転方法とは?発進・停止・ギアチェンジ・坂道発進のコツを解説

MT車(マニュアル車)の運転方法とは?発進・停止・ギアチェンジ・坂道発進のコツを解説

旧車の魅力と知識 2024.04.19
2
固着したネジでも諦めないで!回らないネジの緩め方アラカルト

固着したネジでも諦めないで!回らないネジの緩め方アラカルト

旧車の再生と維持 2023.09.12
3
車のアンダーカバーが壊れた!修理費用はどのくらい?

車のアンダーカバーが壊れた!修理費用はどのくらい?

旧車の再生と維持 2023.10.18
4
車庫証明は本人じゃなくても取得できる!代理人による手続き方法を紹介

車庫証明は本人じゃなくても取得できる!代理人による手続き方法を紹介

旧車の売買と鑑定市場 2023.03.31
5
クルマの名義変更の費用はいくら?自分で手続きする場合&代行料も解説

クルマの名義変更の費用はいくら?自分で手続きする場合&代行料も解説

旧車の魅力と知識 2022.09.12
6
車検証の住所変更をせずに15日過ぎたらどうなる?対応方法を紹介

車検証の住所変更をせずに15日過ぎたらどうなる?対応方法を紹介

旧車の魅力と知識 2024.02.20
7
2台目の車庫証明は同じ場所で申請できる?申請書類の書き方も紹介

2台目の車庫証明は同じ場所で申請できる?申請書類の書き方も紹介

旧車の売買と鑑定市場 2024.03.28
8
【13年・18年経過】自動車税種別割・重量税の早見表|乗り換えた方がよい理由も紹介

【13年・18年経過】自動車税種別割・重量税の早見表|乗り換えた方がよい理由も紹介

旧車の売買と鑑定市場 2024.07.29

カテゴリ一覧

# 旧車の魅力と知識 # 旧車の売買と鑑定市場 # 旧車の再生と維持 # 旧車のイベント # 旧車の愛好家たち