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エンジンがかからない!電気はついているがキュルキュル音がする原因と対処法

目次
1.エンジンがかからないのに電気がつく状態とは? 2.キュルキュル音がする場合に考えられる4つの原因と対処法 3.キュルキュル音以外の異音が発生する場合の原因 4.まとめ

クルマのエンジンを始動するとき、「キュルキュル」というセルモーターの音はするもののエンジンがかからないという経験をしたことはありませんか?室内灯やヘッドライトなどの電気系統は正常に作動しているのに、なぜかエンジンだけがかからない状況は、ドライバーにとって非常に困った事態です。このような状況に陥ると、遅刻や予定のキャンセルなど日常生活に大きな支障をきたすだけでなく、修理費用の発生など経済的なダメージも懸念されます。

本記事では、「エンジンがかからない」「電気はつく」「キュルキュル音がする」という三つの条件が揃った時に考えられる主な原因と、その具体的な対処法について解説します。

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エンジンがかからない場合の原因と対処法|症状別の解決方法を解説
エンジンがかからないのに電気はつく!?原因と対処法を解説

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エンジンがかからないのに電気がつく状態とは?

エンジンがかからないというトラブルは、クルマのオーナーにとって非常に困る事態です。特に「電気はつくのにエンジンがかからない」状態は、バッテリー上がりのような単純な故障ではないことを示唆しています。なぜなら、室内灯やヘッドライトが点灯するということは、バッテリーからある程度の電力が供給されている証拠であるためです。

この状態では、バッテリーが完全に放電しているわけではなく、エンジンをスタートさせるための電力が不足しているか、あるいはエンジン始動に関わる他の部品に問題が生じている可能性が高いと考えられます。

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キュルキュル音がする場合に考えられる4つの原因と対処法

エンジンをかけようとした時に「キュルキュル」という音がするのは、セルモーター(スターターモーター)が正常に作動している証拠です。それにも関わらずエンジンがかからない場合、以下の4つの原因が考えられます。

スパークプラグの不具合

スパークプラグは燃料に点火するための重要な部品です。スパークプラグは走行距離が伸びると徐々に電極が摩耗し、また燃焼によって発生するカーボンが付着すると性能が低下します。一般的に1万〜2万km程度での交換が推奨されていますが、使用状況によっては早く劣化する場合もありますし、もっと走ることもできます。

車種によってはスパークプラグは比較的簡単に取り外し可能で、電極部分の状態を目視で確認できます。電極が汚れていたり、摩耗していたりする場合は交換が必要です。ただし、エンジンルームでの作業は複雑になることが多く、交換は整備工場やディーラーに依頼しましょう。

さらに、点火系統のトラブルとして、ディストリビューターの不具合やイグニッションスイッチの接触不良なども考えられます。これらの部品も経年劣化によって機能が低下し、エンジン始動に支障をきたします。

イグニッションコイルの故障

イグニッションコイルはバッテリーからの電力を高電圧に変換して、スパークプラグで火花を発生させるための部品です。このコイルに問題があると、スパークプラグが正常でも点火が行われず、エンジンはかかりません。

特に高温多湿の環境や長期間の使用によって、コイル内部の絶縁が劣化し、故障する場合があります。イグニッションコイルの故障は、テスターによる電圧測定にて判別可能です。専門知識が必要なため、整備工場やディーラーでの診断を受けましょう。

インジェクターの詰まり

インジェクターの詰まりによって、エンジンに適切な量の燃料が供給されなくなると、キュルキュル音はするものの、エンジンは始動しません。

インジェクターは燃料を微細な霧状にして燃焼室に噴射する部品ですが、長年の使用やガソリンの品質によっては、噴射口が詰まったり固着したりします。特に走行距離が多いクルマや長期間放置していたクルマではそのリスクが高まります。インジェクターの詰まりは、専用のクリーナーを燃料タンクに添加するとで改善できることもありますが、症状が重い場合は分解清掃や交換が必要です。

キュルキュル音以外の異音が発生する場合の原因

ここまでセルモーターが回っているだけのキュルキュル音が発生する場合の故障の原因と対処法について解説してきました。それと対象にセルモーターが回らない類の異音が聞こえる場合にはどのようなトラブルが隠れているのでしょうか。

カチカチ音がする場合

バッテリーの電圧が低下しており、セルモーターを回すだけの電力がないことを示しています。この状態ではリレーが作動する音だけが聞こえ、セルモーターは回りません。

ガガガ音する場合

「ガガガ」という重い音が聞こえる場合は、バッテリー上がりや電圧不足が原因です。ジャンプスタートでエンジンがかかるか試してみましょう。

何も音がしない場合

何も音がしない場合は、バッテリーが完全に上がっているか、セルモーター自体に問題がある可能性が高いです。早めに整備工場かディーラーに持ち込んで部品の交換を依頼しましょう。

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まとめ

キュルキュル音がしてエンジンがかからない場合、スパークプラグの不具合、イグニッションコイルの故障、インジェクターの詰まりなどが主な原因です。「カチカチ」「ガガガ」音はバッテリー電圧低下、無音はバッテリー完全放電かセルモーター故障の可能性があります。トラブル発生時はジャンプスタートを試み、解決しない場合は整備工場やディーラーに相談しましょう。

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