旧車と名車が甦るメディア

ETC車載器はつけたまま売っていいの?クルマ売却時の手続きガイド

目次
1.ETC車載器付きのままでも売却できる! 2.ETC車載器の有無は査定額にあまり影響しない 3.ETC車載器付きで売る場合も初期化は不要 4.クルマを買い替えた後のETC再セットアップ方法 5.まとめ

クルマの売却時にETC車載器はどうすればよいのか悩んでいませんか?「取り外さなければならない」と思い込んでいる方も多いですが、実はETC車載器を付けたまま売却できることもあります。

この記事では、クルマ売却時のETC車載器の取扱い方や手続きの流れ、注意点までを解説します。

reasons_to_choose_qshaoh

contact_button

reasons_to_choose_qshaoh

contact_button

ETC車載器付きのままでも売却できる!

ETC車載器を取り付けたままでもクルマの売却は可能です。ただし、取り付けたままで売る場合と取り外して売る場合で、それぞれ違うメリットがあります。どちらが自身にあっているかを判断するために、ポイントをおさえておきましょう。

ETC車載器付きで売るメリット

ETC車載器を付けたまま売却するメリットとして、取り外す手間が省けることが挙げられます。純正のETC車載器の場合、取り外す作業を誤ると車輌に傷がつく可能性があります。万が一車輌の状態を損ねると査定額が下がるかもしれません。

また、ETC車載器は配線や構造が複雑なため、取り外すには専門業者に依頼する必要があり、3,000〜5,000円程度の外注費用がかかります。状態維持と費用削減の観点から考えると、ETC車載器は付けたまま売却するほうがよいでしょう。

ETC車載器を取り外して売るメリット

ETC車載器を取り外して売るメリットとして挙げられるのは、次のクルマにそのまま使用できることです。乗り換えにともなう売却で、新しく乗るクルマにもETC車載器が必要なのであれば、取り外しておくとよいでしょう。

ただし、取り外す場合は専門業者に依頼しなければならないこと、外注費用がかかることに留意しましょう。

旧車王バナー旧車王バナー

ETC車載器の有無は査定額にあまり影響しない

ETC車載器があるかどうかは、クルマの査定額にあまり大きな影響を与えません。むしろ、取り外す費用が上回ることさえあるほどです。

しかし、フリマサイトなどでETC車載器を単体で売買できます。製品によりますが、2,000〜1万円程度で取引されています。取り外す費用と比べて損しないようであれば、選択肢の1つとして考えてもよいでしょう。

ETC車載器付きで売る場合も初期化は不要

ETC車載器付きのままでクルマを売る場合でも、機械の初期化やデータ消去を行う必要はありません。ETCカードさえ抜けば、個人情報やカード情報は残らないためです。

しかし、ETCカードを残したままクルマを手放してしまうと、後から買取業者に対応を相談しなければなりません。査定前に忘れずにETC車載器から抜いておくことをおすすめします。

旧車王バナー旧車王バナー

クルマを買い替えた後のETC再セットアップ方法

ETCカード自体は、クルマを売却した後でもそのまま使用できます。ただし、新しいクルマに買い替えた際に、ETC車載器を再セットアップしなければなりません。正しく設定しないと、高速道路で通行トラブルになる可能性があるため、。手続き方法について事前に確認しておきましょう。

ETC車載器の再セットアップに必要な書類と手続きの流れ

ETC車載器の再セットアップは、「セットアップ店」として認定されているディーラーや中古車販売店で行います。必要な書類と物品は下記のとおりです。

・車検証
・本人確認書類(運転免許証など)
・ETCカード
・ETC車載器
・車載器ケーブル

店頭でセットアップ申込書を記入して、スタッフに作業を依頼します。作業自体は通常1時間程度で完了します。

再セットアップにかかる費用とおすすめの対応方法

再セットアップの費用は、車載器の種類や販売店によって異なりますが、一般的に4,000〜8,000円程度がかかります。この費用には、セットアップ料金の他に、取付け位置の変更や配線の処理なども含まれます。

特に注意したいのは、純正ETC車載器の場合です。メーカーによっては、再セットアップに制限がある場合や、正規代理店でしか行えない場合があります。また、古いタイプのETC車載器の場合、再セットアップの費用が車載器本体の価値を上回ることもあります。その場合は、新しいETC車載器の購入を検討することをおすすめします

まとめ

この記事で紹介した通り、ETC車載器は付けたままでも売却できます。査定額にあまり影響はありませんが、取り外しの手間と費用を考えると、そのまま売っても損はしないでしょう。ETCカードさえ抜けば初期化やデータ消去を行う必要もありません。

新しいクルマに乗り換える際には店舗に赴いてETCのセットアップを行います。忘れてしまうと高速道路の走行時にトラブルになりかねないため注意しましょう。

旧車王では、10年以上経過したクルマの買取を得意としており、ETC車載器付きのクルマの買取にも豊富な実績があります。売却時の手続きや査定に関するご不安がございましたら、ぜひ旧車王の専門スタッフにご相談ください

この記事に誤りや気になる点がありましたら、お手数ですが、こちらのフォームからお知らせください。ご協力ありがとうございます。

この記事をシェアする

旧車王マガジンは
旧車王
が運営しています

旧車王は、「買取は10年以上の旧車だけ」というコンセプトのもと、旧車・クラシックカーに特化して25年、 累積15,000台以上を買取させていただいております。改造車から希少車まで、適正価格を見極めて買取させていただきます。弊社所属の鑑定士が最短当日で全国無料出張査定いたします。ご契約後の買取額の減額や不当なキャンセル料を請求する二重査定は一切ありません。特別なそして価値ある希少車の買取こそ、確かなノウハウと実績を持つ旧車王にお任せください!

すぐ査定依頼が可能!

Web査定申込はこちら

まずは車について気軽に相談したい

LINEで売却相談する

関連する記事

オーナーが“青春の一部”と語る愛車「1986年式トヨタ スプリンタートレノGT-V改」との出会い。そして別れを考える

オーナーが“青春の一部”と語る愛車「1986年式トヨタ スプリンタートレノGT-V改」との出会い。そして別れを考える

旧車の愛好家たち 2025.10.31
【2025年解禁】タウンエースノアが25年ルール対象に!輸出と買取相場の行方

【2025年解禁】タウンエースノアが25年ルール対象に!輸出と買取相場の行方

旧車の売買と鑑定市場 2025.10.29
2024年10月にトヨタ ガイアが25年ルール解禁!今後値上がりする?

2024年10月にトヨタ ガイアが25年ルール解禁!今後値上がりする?

旧車の売買と鑑定市場 2025.10.27
トヨタ ソアラが25年ルール解禁へ!今注目の輸出・高騰モデルとは

トヨタ ソアラが25年ルール解禁へ!今注目の輸出・高騰モデルとは

旧車の売買と鑑定市場 2025.10.24
話題の70スープラは25年ルール対象|名車の魅力と高く売れる理由とは

話題の70スープラは25年ルール対象|名車の魅力と高く売れる理由とは

旧車の売買と鑑定市場 2025.10.21
高市早苗氏の愛車「70スープラ」を深掘り!レストアまでの軌跡

高市早苗氏の愛車「70スープラ」を深掘り!レストアまでの軌跡

旧車の魅力と知識 2025.10.21
R35 GT-Rは高リセールのプレミアムスポーツ!査定のポイントを解説

R35 GT-Rは高リセールのプレミアムスポーツ!査定のポイントを解説

旧車の売買と鑑定市場 2025.10.20
【2025年解禁】トヨタ・クレスタがついに25年ルール対象に!海外輸出で相場が高騰中

【2025年解禁】トヨタ・クレスタがついに25年ルール対象に!海外輸出で相場が高騰中

旧車の売買と鑑定市場 2025.10.20

記事ランキング

1
マイナ免許証に変わって感じるデメリットとは?従来にはないメリットも

マイナ免許証に変わって感じるデメリットとは?従来にはないメリットも

旧車の魅力と知識 2025.03.25
2
MT車(マニュアル車)の運転方法とは?発進・停止・ギアチェンジ・坂道発進のコツを解説

MT車(マニュアル車)の運転方法とは?発進・停止・ギアチェンジ・坂道発進のコツを解説

旧車の魅力と知識 2024.04.19
3
固着したネジでも諦めないで!回らないネジの緩め方アラカルト

固着したネジでも諦めないで!回らないネジの緩め方アラカルト

旧車の再生と維持 2023.09.12
4
車のアンダーカバーが壊れた!修理費用はどのくらい?

車のアンダーカバーが壊れた!修理費用はどのくらい?

旧車の再生と維持 2023.10.18
5
クルマの名義変更の費用はいくら?自分で手続きする場合&代行料も解説

クルマの名義変更の費用はいくら?自分で手続きする場合&代行料も解説

旧車の魅力と知識 2022.09.12
6
車庫証明は本人じゃなくても取得できる!代理人による手続き方法を紹介

車庫証明は本人じゃなくても取得できる!代理人による手続き方法を紹介

旧車の売買と鑑定市場 2023.03.31
7
【13年・18年経過】自動車税種別割・重量税の早見表|乗り換えた方がよい理由も紹介

【13年・18年経過】自動車税種別割・重量税の早見表|乗り換えた方がよい理由も紹介

旧車の売買と鑑定市場 2024.07.29
8
アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ

アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ

旧車の魅力と知識 2020.04.25

カテゴリ一覧

# 旧車の魅力と知識 # 旧車の売買と鑑定市場 # 旧車の再生と維持 # 旧車のイベント # 旧車の愛好家たち