2021年10月にステージアが25年ルール解禁!今後値上がりする?

目次
1.2021年10月にステージアが25年ルール解禁! 2.そもそも25年ルールとは? 3.25年ルール解禁でステージアは値上がりする? 4.25年ルールが解禁されるステージアの魅力 5.ステージア以外で2021年に25年ルールが解禁された車種一覧 6.まとめ

2021年10月に、日産 ステージアが25年ルール解禁となりました。1996年に登場したこの個性的なステーションワゴンは、スカイラインGT-Rのパワートレインを搭載したバージョンも存在し、海外ファンからの注目度が高いモデルです。

本記事では、ステージアの25年ルール解禁の背景と、モデルの魅力について詳しく解説します。これからステージアの売却を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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2021年10月にステージアが25年ルール解禁!

2021年10月に、日産 ステージアの25年ルールが解禁されました。ステージアは1996年から2007年まで製造された高性能ステーションワゴンです。特に初代モデル(C34型)は、スポーティさと実用性を兼ね備えた個性的なクルマとして、国内外で人気を博しました。

初代ステージアは、当時のスカイラインと同じプラットフォームを採用しており、特に高性能モデルである「オーテックバージョン 260RS」は、当時のスカイラインGT-Rと同じRB26DETTエンジンを搭載していたことから、「ワゴンGT-R」として熱狂的なファンを獲得しています。

このような経緯から、25年ルール解禁は海外の日本車ファン、特にスカイラインに代表される日産のスポーツモデルに憧れを持つアメリカ人にとって、待ち望んでいた瞬間といえるでしょう。

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そもそも25年ルールとは?

25年ルールとは、製造から25年以上経過した右ハンドルのクルマをアメリカ国内にそのまま輸入できる法律の例外にあたる特別ルールのことです。アメリカでは原則として、同国の安全基準を満たさない右ハンドル車を輸入することができません。

しかし、25年が経過したクルマはクラシックカーとして取扱われ、この規制の対象外となります。つまり、日本で販売されていた右ハンドル仕様のステージアが、本来であれば輸入できないアメリカ市場に、2021年10月以降は正規に持ち込むことが可能になったのです。

さらに、関税や排ガス規制なども大幅に緩和されるため、アメリカのバイヤーにとって、日本の中古車市場からステージアを購入するハードルが大きく下がりました。この規制緩和により、アメリカ国内での日本車需要が高まり、結果として日本国内の中古車価格にも影響を与える可能性があります。

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アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ

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25年ルール解禁でステージアは値上がりする?

25年ルールの解禁により、ステージアの中古車価格が上昇する可能性は十分にあります。特に希少価値の高い「オーテックバージョン 260RS」や「Autech Version 25t RS FOUR S」などの高性能モデルは、国内外のコレクターから高い注目を集めており、良好な状態の個体は高値で取引されることが考えられます。

アメリカ市場では、日本のスポーツカーへの憧れが強く、スカイラインGT-Rと同じエンジンを搭載したステーションワゴンという珍しい組み合わせは、特に魅力的に映るでしょう。

ただし、すべてのステージアが一律に値上がりするわけではないことに注意が必要です。車輌の状態、走行距離、整備履歴、カスタム状況などによって価格は大きく変動します。特に状態がよく、オリジナル要素を多く残した個体ほど、希少価値が高く評価される傾向にあります。

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25年ルールが解禁されるステージアの魅力

ステージアの最大の魅力は、スポーツカーのような走行性能と、ステーションワゴンならではの実用性を両立させている点にあります。特に初代C34型ステージアには、様々なエンジンバリエーションが用意されており、2.0Lから2.6Lまでの直列6気筒エンジンが搭載されています。

前述した「オーテックバージョン 260RS」は、スカイラインGT-Rと同じRB26DETTエンジンを搭載し、最高出力280psと最大トルク37.5kgmを発揮します。また、ATTESAフルタイム4WDシステムや専用サスペンションも装備されており、ステーションワゴンとは思えない走行性能を持っています。

デザイン面では、長いボンネットとなだらかに流れるルーフラインが特徴的で、スポーティでありながらも上品な雰囲気を醸し出しています。インテリアは、当時の日産車の中でも質感の高い素材が使用され、運転席からの視界も良好です。

さらに、ステーションワゴンとしてのユーティリティも魅力の1つです。広々とした荷室は、リアシートを倒すことでより広大なスペースとなり、日常使いからレジャーまで幅広いシーンで活躍します。スポーツカーの走りと実用性を両立させた稀有なモデルとして、多くのファンを魅了し続けているのです。

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ステージア以外で2021年に25年ルールが解禁された車種一覧

2021年は、ステージア以外にも多くの人気車種が25年ルール解禁を迎えました。それぞれの解禁月と特徴は以下のとおりです。

ウイングロード(5月)
ステップワゴン(5月)
3代目シーマ(6月)
ランサーエボリューションⅣ(8月)
8代目ギャラン(8月)
チェイサー100系(9月)
レグナム
(9月)
ロゴ
(10月)
5代目プレリュード(11月)
S-MX(11月)

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まとめ

2021年10月に25年ルール解禁となったステージアは、スポーティな走行性能と実用的なステーションワゴンとしての機能性を高次元で融合させた魅力的なクルマです。特にスカイラインGT-Rと同じエンジンを搭載した「オーテックバージョン 260RS」は、その希少性から高値での取引が予想されます。

旧車王では、ステージアをはじめとする25年以上経過した旧車を専門に買取を行っています。製造から一定期間が経過した古いクルマは、状態やグレードによって価値が大きく変わります。当社では専属鑑定士による適正鑑定と、自社工場での修理・修復により、お客様のクルマの価値を最大限に引き出した買取価格をご提案いたします。ステージアの売却をお考えの方は、ぜひ旧車王にご相談ください

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