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レガシィツーリングワゴン(BP系)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説
旧車の再生と維持 23.08.10

レガシィツーリングワゴン(BP系)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

レガシィツーリングワゴンといえば、スバルの高性能ステーションワゴンとして1989年にデビューしたモデルです。フルタイム4WDやターボエンジンの搭載など、従来のステーションワゴンのイメージを一新しました。なかでも歴代最高との呼び声が高いのが、2003年〜2009年に販売されていた4代目BP系です。しかし「フルタイム4WDの大排気量車は維持費が大変そう……」と心配の方も多いですよね。この記事ではレガシィツーリングワゴン(BP系)にかかる維持費について解説いたします。 レガシィツーリングワゴン(BP系)の特徴 レガシィツーリングワゴン(BP系)は、スバルで初めてカー・オブ・ザ・イヤーを受賞したモデルです。3ナンバーでありながらもワイドボディを維持し、先代から約100kgもの軽量化を実現した点が高く評価され、2003年12月には国内販売台数が100万台を突破しました。水平対向ディーゼルを搭載しているために走行性も安定しており、内外装のデザインも美しく、どの側面からみても魅力が光っています。歴代最高と呼ばれるに相応しいスバルの代表者の一つといえるでしょう。 レガシィツーリングワゴン(BP系)維持費の内訳 レガシィツーリングワゴン(BP系)の維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 代表的な3種類のガソリンエンジンで燃費をみていきましょう。 ガソリン 3.0L:9.8〜11.6km/Lガソリン 2.5L:13.0km/Lガソリン 2.0L:12.0〜14.0km/L 10.15モードのカタログ燃費で比較しました。実燃費はそれぞれカタログ値より2kmほど低くなるといわれています。 ここからは金額をシミュレーションします。主力モデルである2.0Lを例にみてみましょう。 レガシィツーリングワゴン(BP系)を通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンは100リットル使用(*1)し燃料代は1万8,820円(*2)かかります。この条件で1年間走行した場合の総額は、22万5,840円(*2)です。 *1 燃費は10km/リットルで算出(実燃費)*2 2023年8月10日のハイオクガソリン1Lあたりの平均価格188.2円で算出 自動車税 2023年8月現在、新車登録が2019年9月30日以前の1.5L超~2.0L以下(自家用)の自動車税は3万9,500円/年です。レガシィツーリングワゴン(BP系)は2003年にデビューしているため、多くの個体が車齢13年を超えており、自動車税は重課税されて4万5,400円かかります。 任意保険 レガシィツーリングワゴン(BP系)の任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり車両保険(保険金額):45万円免責金額(1回目-2回目以降):5~10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額は約9万5,000円/年でした。車両保険では45万円までカバーできます。 車検 次にレガシィツーリングワゴン(BP系)の車検代についてみていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月)自動車重量税:3万7,800円(24ヶ月)印紙代:2,300円車検料:5万円合計:10万7,750円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 今回は1.0t超~1.5t以下に区分されるモデルで重量税を計算しました。同区分の一般的な現行モデルの重量税は2万4,600円ですが、レガシィツーリングワゴン(BP系)の初期モデルだと初年度登録からすでに18年以上経過しています。そのため、二段階に重課税されて3万7,800円かかります。また、古いクルマは故障が多く交換部品や整備が必要なことが予想されるため車検代は高額になるかもしれません。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。レガシィツーリングワゴン(BP系)のメンテナンスについては下記の費用がかかります。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけばよいでしょう。レガシィツーリングワゴン(BP系)のタイヤ交換が発生する場合はスポーツタイヤを購入すると追加で10万円以上かかるケースもあります。 レガシィツーリングワゴン(BP系)年間維持費はいくら? レガシィツーリングワゴン(BP系)の維持費は合計でいくらぐらいになるのでしょうか。ここまで紹介した税額や保険料をあわせて計算してみましょう。 <自家用車登録のレガシィツーリングワゴン(BP系)年間維持費>燃料代:22万5,840円自動車税:3万9,500円任意保険:9万5,000円車検:5万3,875円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:46万4,215円 月額では3万8,600円ほどかかります。通勤で使用しない場合は燃料代と任意保険料を下げられるでしょう。また、ローンで購入するとさらに月々の返済が発生するほか、月極駐車場を契約する場合は別途駐車場代が毎月かかります。 レガシィツーリングワゴン(BP系)の維持費が高いと思った時の対処法 レガシィツーリングワゴン(BP系)は発売から20年近く経過するモデルのため、各種税金が高くなってしまいます。また、ハイオク仕様のため燃料代がかさんでしまうほか、古いクルマのためにメンテナンス費も跳ね上がってしまうでしょう。 レガシィツーリングワゴン(BP系)の維持費が高いと思ったら、手放しを検討してみてはいかがでしょうか。10年以上経過している個体であれば、ぜひ旧車王にご相談ください。 ※2023年8月10日時点のデータです

アルファロメオ・アルファスパイダー916の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説
旧車の再生と維持 23.07.22

アルファロメオ・アルファスパイダー916の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

アルファスパイダー916はイタリアの高級車メーカーアルファロメオが1994年から2006年まで製造したクルマです。独特のデザインが一部のファンから熱狂的に支持されています。しかし、購入を検討するにあたって「デビューが約30年前の古いイタ車は維持費が大変そう……」と心配の方も多いのではないでしょうか。この記事ではアルファスパイダー916にかかる維持費について解説します。 アルファスパイダー916の特徴 アルファスパイダーはアルファロメオGTVのオープンモデルとして1994年にデビューしました。デザインはイタリアの代表的なカロッツェリア「ピニンファリーナ」に在籍していたエンリコ・フミアが手掛けています。ボディサイズは全長4,290mm、全幅1,780mmで、日本の狭い道路でも運転がしやすいモデルです。 ピニンファリーナデザインのイタリア車は世界中で人気があります。その中でもアルファスパイダー916は次世代のクラシックカーとして注目度の高いクルマです。 アルファスパイダー916維持費の内訳 アルファスパイダー916の維持費について、5項目に分けて解説します。アルファスパイダー916のエンジン仕様は、2L、3L、3.2Lの3種類です。ここでは最も大きい3.2Lエンジンを搭載するモデルをみていきましょう。 燃料代 3.2Lエンジンを搭載しているアルファスパイダー916は、最終型の最上級グレードです。ハイオク限定で、実燃費は7〜9km/L程度だといわれています。 ここからは金額をシミュレーションします。 アルファスパイダー916を通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ハイオクガソリンを約125L使用(*1)し、燃料代はおよそ2万2,650円(*2) かかります。この条件で1年間走行した場合、1年間の燃料代は27万1,800円(*2)ほどです。 *1 燃費は8km/Lで算出*2 2023年7月19日のハイオクガソリン1L当たりの平均価格181.2円で算出 自動車税 2023年7月現在、3.0L超~3.5L以下(自家用)の自動車税は5万8,000円/年です。アルファスパイダー916は車齢が13年超えのため重課税され6万6,700円/年かかります。(2019年9月30日以前に新車登録した場合) 任意保険 アルファスパイダー916の任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり車両保険(保険金額):45万円車両保険免責金額(1回目-2回目以降):5〜10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約8万5,000円/年でした。車両保険は45万円まで補償されます。 車検 アルファスパイダー916の車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月)自動車重量税:3万7,800円(24ヶ月)※初年度登録から18年経過で算出印紙代:2,300円車検料:10万円合計:15万7,750円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 車重は1.0t超〜1.5t以下の区分です。車齢は18年超えのため重量税は二段階重課税されます。また、古いイタリア車のため整備箇所が多い場合は車検代が跳ね上がる可能性が高いです。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。アルファスパイダー916のメンテナンスについては下記の費用がかかってきます。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。タイヤ交換が発生する場合は、スポーツタイヤのため10万円以上かかるケースもあります。 アルファスパイダー916の年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のアルファスパイダー916年間維持費>ガソリン代:27万1,800円自動車税:6万6,700円任意保険:8万5,000円車検:7万8,875円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:5万円合計:55万2,375円 月額では4万6,000円ほどかかります。通勤で使用しない場合はガソリン代と任意保険料を下げられます。アルファスパイダー916は車齢13年以上のクルマであるため自動車税と重量税が重課税されます。ローンで購入した場合は、さらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかってきます。東京都内で維持していくには、23区内の築浅1kマンションの家賃並みの維持費がかかるかもしれません。 アルファスパイダー916の維持費が高いと思った時の対処法 旧車の維持にはお金がかかるものです。もし、アルファスパイダー916の維持費が高いと思ったら手放しを検討してみてはいかがでしょうか。 ※2023年7月19日時点のデータ

日産 10代目ダットサンピックアップ(D22型)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説
旧車の再生と維持 23.07.18

日産 10代目ダットサンピックアップ(D22型)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

ダットサントラックといえば1935年〜2012年まで製造・販売されていた日産(ダットサン)のピックアップトラックです。日産の歴史の中で最も長く続いたモデルとして知られています。特に国内向け最終モデルの10代目ダットサンピックアップは、中古市場で大変人気な車輌です。しかし「ピックアップトラックは維持費が大変そう……」と心配の方も多いのではないでしょうか。この記事では10代目ダットサンピックアップにかかる維持費について解説します。 10代目ダットサンピックアップの特徴 10代目ダットサンピックアップは、国内向け最後のレジャー向けモデルとして1997年に登場しました。2012年まで15年にわたり製造・販売されたロングセラーモデルです。ピックアップにはダブルキャブ(4ドア)が採用されました。大人4人が快適に移動できる使い勝手の良さが特徴です。 ダットサンピックアップ維持費の内訳 ダットサンピックアップの維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 最もリーズナブルな2.4Lガソリンモデルで燃費を見てみましょう。カタログ燃費は10.15モードで8.5〜9.5km/Lほどです。実燃費はカタログ値より1〜2kmほど低くなる場合が多いといわれています。 ここからは金額をシミュレーションします。2.4Lガソリンモデルのダットサンピックアップを通勤で使用し月間1,000km走行した場合、燃料は約143L使用(*1)し、燃料代はおよそ2万4,252円(*2)かかります。この条件で1年間走行した場合、1年間の燃料代は29万1,033円(*2)ほどです。*1 燃費は7km/Lで算出(実燃費)*2 2023年7月11日のレギュラーガソリン1L当たりの平均価格169.6円で算出 自動車税 燃費に続き、自動車税も2.4Lガソリンモデルを例に価格を算出します。2023年7月現在、最大積載量1t以下、排気量1.5L超のトラック(貨客兼用車)自動車税は1万6,000円/年です。ただし、ダットサンピックアップの一部個体は車齢が13年を超えます。そのため重課税対象車(2019年9月30日以前に新車登録した場合)として扱われ、自動車税は1万7,600円です。 任意保険 ダットサンピックアップ2.4Lガソリンモデルの任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:なし 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約7万2,000円/年でした。車両保険はつけられません。 車検 次にダットサンピックアップ2.4Lガソリンモデルの車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:1万8,230円(12ヶ月)自動車重量税:1万2,300円(12ヶ月)※初年度登録から13年経過で算出印紙代:2,300円車検料:5万円合計:8万2,830円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します ダットサンピックアップの重量税は2.0t超~2.5t以下に区分され、同区分の現行モデルの多くは9,900円です。しかし、初年度登録から13年以上経過した個体は重課税により1万2,300円かかります。また、古いクルマは故障が多く交換部品や整備が必要であると予想されるため、車検代は高額な可能性が高いです。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。ダットサンピックアップについては下記の費用がかかってきます。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。ダットサンピックアップのタイヤ交換が発生する場合は追加で数万円かかるケースもあります。 ダットサンピックアップ年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、ダットサンピックアップの場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のダットサンピックアップ年間維持費>ガソリン代:29万1,033円自動車税:1万7,600円任意保険:7万2,000円車検:8万2,830円メンテナンス費:5万円合計:51万3,463円 月額では4万2,800円ほどかかります。通勤で使用しない場合はガソリン代と任意保険料を下げることが可能です。ローンで購入した場合は、さらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかります。 ダットサンピックアップの維持費が高いと思った時の対処法 旧車の維持には自動車税と重量税が重課税されるために費用がかさんでしまいます。また、貨物は税金の優遇がありますが毎年車検を受けなければなりません。もし、ダットサンピックアップの維持費が高いと思ったら、手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。 ※2023年7月11日時点のデータです

フォルクスワーゲン ヴァナゴン T4の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説
旧車の再生と維持 23.07.13

フォルクスワーゲン ヴァナゴン T4の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

ヴァナゴンといえば世界的人気を誇るフォルクスワーゲンのバンです。その中でもT4はFFレイアウトで多彩なシートアレンジが可能で、日本国内でも高い支持を得ました。「デザインがおしゃれで他の人と被らないバンがほしい!」と狙っている方も多いのではないでしょうか。しかしヴァナゴンT4は日本に上陸したのが1995年のクルマ。「古い外車は維持費が大変そう……」と心配の方も多いでしょう。そこでこの記事ではヴァナゴンT4にかかる維持費について解説します。 ヴァナゴンT4の特徴 ヴァナゴン(VANAGON)とはVAN+WAGONの文字を組み合わせた造語です。バンのように多くの積載量がありながら、ワゴンのように快適な乗り心地を実現しています。1994年に日本に上陸し、1997年まで販売が続きました。また、現代のクルマにはない、素っ気ないカクカクとしたクラシカルなデザインが特徴です。日本国内では特にサーファーからの支持が高く、オリジナルにカスタムして楽しむオーナーも多く存在します。 ヴァナゴンT4維持費の内訳 ヴァナゴンT4の維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 ヴァナゴンは2,460ccのガソリンエンジンを搭載しており、燃料は無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)指定です。カタログ燃費は10.15モードで7.6km/L。実燃費はカタログ値より1〜2kmほど低くなる場合が多いようです。 ここからは金額をシミュレーションします。 ヴァナゴンT4を通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンは約153L使用(*1)し燃料代は2万7,586円(*2)かかります。この条件で1年間走行した場合、1年間の燃料代は33万1,032円(*2)です。 *1 燃費は6.5km/Lで算出(実燃費)*2 2023年7月10日のハイオク1L当たりの平均価格180.3円で算出 自動車税 2023年7月現在、2.0L超~2.5L以下(自家用)の自動車税は4万5,000円/年です。ヴァナゴンT4は最終モデルが1997年に発売されており、車齢が13年を超えるため、自動車税は重課税されて5万1,700円かかります。 任意保険 ヴァナゴンT4の任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):なし人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:なし 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約5万円/年でした。車両保険は付帯できません。プレミアム価格がついているクルマでも、保険会社はその価値を加味せずに保険料を算出します。そのため、一般的な保険会社では旧車に車両保険を付帯できないケースが非常に多いです。 車検 次にヴァナゴンT4の車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月)自動車重量税:5万400円(24ヶ月)※初年度登録から18年経過で算出印紙代:2,300円車検料:12万円合計:19万350円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します ヴァナゴンの重量税は、1.5t超~2.0t以下に区分され、同区分の現行モデルの多くは3万2,800円です。しかし、初年度登録から18年以上経過したモデルは2段階の重課税により5万400円かかります。。また、古い外車は故障が多く、交換部品や整備が必要であると予想されるため、車検代が跳ね上がる可能性が高いです。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。ヴァナゴンT4のメンテナンスについては下記の費用がかかってきます。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけばよいでしょう。ヴァナゴンT4のタイヤ交換が発生する場合は追加で数万円かかるケースもあります。 ヴァナゴンT4年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、ヴァナゴンT4の場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のヴァナゴンT4年間維持費>ガソリン代:33万1,032円自動車税:5万1,700円任意保険:5万円車検:9万5,175円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:5万円合計:57万7,907円 月額では4万8,000円ほどかかります。通勤で使用しない場合はガソリン代と任意保険料を下げることが可能です。ローンで購入した場合は、さらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかります。 ヴァナゴンT4の維持費が高いと思った時の対処法 旧車の維持では、自動車税と重量税が重課税されるため費用がかさんでしまいます。さらに外車だと整備費用が国産車より高くなるため車検代が高額です。もしヴァナゴンT4の維持費が高いと思ったら、手放しを検討してみてはいかがでしょうか。 ※2023年7月10日時点のデータです 【関連車種】メーカー:フォルクスワーゲン車種:ヴァナゴン

トヨタ 5代目マークⅡ(GX71)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説
旧車の再生と維持 23.07.05

トヨタ 5代目マークⅡ(GX71)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

マークⅡといえば、トヨタを代表するハイソカーです。1984年にデビューした5代目マークⅡ(GX71)はバブル時代を駆け抜けたモデルです。当時では珍しいエンジンと高級感あふれるデザインをあわせ持ち、現在でも高い人気を誇ります。中古市場では200万円以上の個体も珍しくはありません。狙っている方も多いのではないでしょうか。しかし「旧車は維持していくのが大変そう……」と悩みますよね。この記事ではマークⅡ(GX71)にかかる維持費について解説します。 マークⅡ(GX71)の特徴 GX71は1984年に発売された5代目のマークⅡです。現代のセダンにはない直線的なデザインが施されています。中でも日本初のツインカムターボエンジンを搭載したモデルは、ハイソカーブームを牽引するほどの人気を誇りました。 内装は高級ラウンジを連想させるワインレッドが人気です。手のこんだ豪華な作りによって、今でもファンの心を魅了し続けています。 マークⅡ(GX71)維持費の内訳 1G-GTEU型 直6エンジンを搭載したマークⅡ(GX71)の維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 マークⅡ(GX71)の実燃費は6〜9km/Lほどといわれています。ガソリンについては、レギュラーよりもハイオクがおすすめです。 ここからは金額をシミュレーションします。 仮に通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンは約133L使用(*1) し、燃料代は2万3,780円(*2) です。この条件で1年間走行した場合は、28万5,364円(*2) かかります。 *1 燃費は7.5km/Lで算出*2 2023年7月5日のハイオクガソリン1L当たりの平均価格178.8円で算出 自動車税 マークⅡ(GX71)の排気量は1,988ccで自動車税は3万9,500円ですが、車齢が13年以上経過しているため、4万5,400円と約15%重課税されます。(2019年9月30日以前に新車登録した場合) 任意保険 マークⅡ(GX71)の任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):なし人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:なし 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約4万1,000円/年でした。車両保険は付帯できません。前述の通り、マークⅡ(GX71)は200万円以上で取り引きされるクルマです。しかし一般的な保険会社ではプレミア価格を考慮した保険料の算出ができないため、車両保険には入れません。 車検 マークⅡ(GX71)の車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月)自動車重量税:3万7,800円(24ヶ月)※初年度登録から18年以上経過で算出印紙代:2,300円車検料:8万円合計:13万7,750円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 注目すべきポイントは自動車税の重課税です。1t超~1.5t以下の重量税は2万4,600円ですが、初年度登録から18年以上経過した車両は二段階重課税され、3万7,800円かかります。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。マークⅡ(GX71)のメンテナンスについては下記の費用がかかってきます。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。マークⅡ(GX71)のタイヤ交換が発生する場合は数万円追加でかかるケースもあります。 マークⅡ(GX71)年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、マークⅡ(GX71)の場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <マークⅡ(GX71)年間維持費>ガソリン代:28万5,364円自動車税:45,400円任意保険:4万1,000円車検:6万8,875円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:5万円合計:49万639円 月額では4万800円ほどかかります。通勤で使用しない場合はガソリン代と任意保険料を下げることが可能です。 ローンで購入した場合はさらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかります。 マークⅡ(GX71)の維持費が高いと思った時の対処法 マークⅡ(GX71)のような旧車は、自動車税と重量税が重課税されるため維持費がtoかさみます。また、こまめにメンテナンスする必要がありお金がかかります。ハイオク限定で燃費が悪いことも維持費を押し上げる要因です。マークⅡ(GX71)の維持費が高いと思ったら、手放しを検討してみてはいかがでしょうか。 ※2023年7月5日時点の情報です。

ダッジ・チャレンジャー SEの年間維持費は約59万!費用を抑える方法も解説
旧車の再生と維持 23.07.05

ダッジ・チャレンジャー SEの年間維持費は約59万!費用を抑える方法も解説

ダッジ・チャレンジャーは、アメリカのクライスラー社が展開するダッジブランドのモデルです。なかでも、チャレンジャーSEはアメ車らしいスタイリングを楽しめるポニーカーとして人気を博しています。 アメ車ならではの大柄なスタイリングに憧れを抱いている方は多いでしょう。しかし、大排気量なアメ車だからこそ、維持費に不安を感じることがあるかもしれません。そこでこの記事では、ダッジ・チャレンジャーSEにかかる維持費について解説します。 ダッジ・チャレンジャーSEの年間維持費は約44万~約59万円 ダッジ・チャレンジャーSEを所有する場合、年間維持費は約44万〜約59万円ほどかかるでしょう。内訳は以下のとおりです。 燃料代:9万8,212円〜24万5,616円自動車税:7万6,400円車検:6万7,525円(2年ごとにかかる費用の半額分)任意保険:10万円メンテナンス費用:10万円合計:44万1,737円〜58万9,141円 それぞれの項目について、1つ1つ詳しく解説していきます。 燃料代 燃料代は年間で走行する距離によって変動します。そこで、年間4,000km、7,000km、10,000kmに分けて燃料代を算出しました。 また、ダッジ・チャレンジャーSEの使用燃料はレギュラーです。今回は、レギュラーガソリン1Lあたりの価格を172円(2024年7月22日時点での全国平均価格)として計算します。燃費は「みんカラ」でのユーザーの声をもとに、7km/Lとしました。 走行距離 年間4,000km  年間の走行距離が4,000kmの場合、約571Lの燃料を使用することになり、9万8,212円の燃料代がかかります。休日でのドライブをメインにダッジ・チャレンジャーSEを使用する方が該当するでしょう。 走行距離 年間7,000km  年間の走行距離が7,000kmの場合、1000Lの燃料を使用することになり、17万2,000円の燃料代がかかります。毎日の移動で1時間弱ほどダッジ・チャレンジャーSEに乗る方が当てはまるでしょう。 走行距離 年間10,000km 年間で10,000km走行する場合は、約1,428Lの燃料を使用するため、燃料代が24万5,616円かかります。毎日往復で1時間以上ダッジ・チャレンジャーに乗る方が該当するでしょう。 自動車税種別割 ダッジ・チャレンジャーSEはV6エンジンを搭載するエントリーグレードで、3,500cc超〜4,000cc以下の区分に該当するモデルです。多くの個体が新規登録から13年を超えているため重課され、自動車税種別は7万6,400円/年かかります。 任意保険料 アメ車の場合、一般的な保険会社だと任意保険に加入できないケースが多いです。そのため、中古で購入する場合には販売店で申し込みできないか相談してみましょう。ネット型保険でもシミュレーションできないため、あくまで目安の金額ですが、10万円/年ほど見積もっておくことをおすすめします。 車検 ダッジ・チャレンジャーSEをディーラーで車検に出した場合、以下の費用がかかります。 自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月)自動車重量税:4万5,600円(24ヶ月)印紙代:1,800円車検基本料:7万円合計:13万5,050円 それぞれの項目について解説します。 自賠責保険料 自賠責保険は、クルマの所有者に加入が義務付けられている保険です。2024年7月時点での保険料は24ヶ月で1万7,650円です。 自動車重量税 自動車重量税は、車輌重量によって税額が決まります。ダッジ・チャレンジャーSEは1.5t超〜2t以下の区分に該当し、新規登録から13年を超えている個体が多いため重課され、24ヶ月で4万5,600円かかります。 印紙代 印紙代とは、車検時に国に納める検査手数料です。工場によって金額が異なり、ディーラーの場合は1,800円かかります。 車検基本料 車検基本料には、検査料や代行費用など車検の基本的な手続きに関わる費用が含まれます。今回は目安として7万円としましたが、同じディーラーであっても販売店によって金額が変わることがあります。また、民間の整備工場のほうが安い傾向にあり、費用を抑えたい場合には、いくつかの販売店や工場から見積もりを取り寄せるとよいでしょう。 メンテナンス費用 一般的なメンテナンス項目は以下のとおりです。費用は年間で10万円ほど見積もっておくとよいでしょう。 ・洗車・ワイパーゴム交換・ウォッシャー液交換・エアコンフィルター交換・エンジンオイル交換・オイルフィルター交換・エアクリーナー交換 など 並行輸入されたアメ車のなかには、アメリカの広大な大地を何十万kmと走行した分のダメージが蓄積されている個体も多く存在します。車輌の状態次第では上記以外に箇所でもメンテナンスや修理の必要に迫られる可能性があるため留意しておきましょう。 まとめ ダッジ・チャレンジャーSEを維持するには、年間で約42万〜約58万円かかります。月々に換算すると、約3万7,000円〜約4万9,000円です。車輌の状態次第ではメンテナンス費用がさらにかさむ可能性があるため、最低限の費用だと考えておくとよいでしょう。自身の利用シーンと費用を照らし合わせて、維持できそうかどうかをぜひ検討してみてください。

日産 2代目ローレル(ブタケツ)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説
旧車の再生と維持 23.07.04

日産 2代目ローレル(ブタケツ)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

ローレルといえば、1968年から2003年まで製造・販売されていた日産を代表するミドルクラスの高級車です。中でも2代目ローレル(ブタケツ)は、C110型スカイラインの姉妹車として人気があります。2023年現在でもローレル(ブタケツ)の人気は高く、狙っている方も多いのではないでしょうか。しかし「ローレル(ブタケツ)のような旧車は維持していくのが大変そう……」と悩みますよね。この記事ではローレル(ブタケツ)にかかる維持費について解説します。 ローレル(ブタケツ)の特徴 ブタケツとは、1972年~1977年に発売された2代目のローレル(C130型)です。バンパー内にコンビランプを収めた独特のデザインとウェッジシェイプの形状から「ブタケツ」という愛称で呼ばれています。姉妹車であるケンメリの人気に隠れていますが、総販売台数は34万台にまでのぼりました。 ローレル(ブタケツ)維持費の内訳 ローレル(ブタケツ)の維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 ローレル(ブタケツ)の実燃費は5~7km/Lほどです。ガソリンについては、レギュラーよりもハイオクの給油をおすすめします。 ここからは金額をシミュレーションします。通勤で使用、月間1,000km走行した場合、ガソリンは約167L使用(*1) し、燃料代は2万9,810円(*2) です。この条件で1年間走行した場合は、35万7,720円(*2) になります。*1 燃費は6km/Lで算出*2 2023年07月03日のハイオクガソリン1L当たりの平均価格178.5円で算出 自動車税 排気量2Lのモデルで見ていきましょう。1.5〜2.0Lの自動車税は3万9,500円ですが、ローレル(ブタケツ)は車齢が13年以上経過しているため、4万5,400円と約15%重課税されます。 任意保険 ローレル(ブタケツ)の任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):なし人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:なし 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約6万5,000円/年でした。月額だと5,500円程度です。車両保険を付帯できないため注意が必要です。ローレル(ブタケツ)はプレミア価格で取引されるクルマですが、一般的な保険会社ではプレミア価格を考慮した保険料の算出ができません。そのため、年式が古く価値のないクルマとして扱われ車両保険には入れないのです。 車検 ローレル(ブタケツ)の車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月)自動車重量税:3万7,800円(24ヶ月)※初年度登録から18年以上経過で算出印紙代:2,300円車検料:5万円合計:10万7,750円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 注目すべきポイントは自動車税の重課税です。1t超~1.5t以下の重量税は2万4,600円ですが、初年度登録から18年以上経過した車両は二段階重課税され、3万7,800円かかります。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。ローレル(ブタケツ)のメンテナンスについては下記の費用がかかります。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。ローレル(ブタケツ)のタイヤ交換が発生する場合はスポーツタイヤのため10万円以上追加でかかるケースもあります。 ローレル(ブタケツ)年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、ローレル(ブタケツ)の場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のローレル(ブタケツ)年間維持費> ガソリン代:35万7,720円自動車税:4万5,400円任意保険:6万5,000円車検:5万3,875円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:5万円合計:57万1,995円 月額では4万7,666円ほどかかります。通勤で使用しない場合はガソリン代と任意保険料を下げることも可能です。ローンで購入するとさらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかってきます。 ローレル(ブタケツ)の維持費が高いと思った時の対処法 ローレル(ブタケツ)のような旧車は自動車税と重量税が重課税されるため、維持費が高額です。また、こまめにメンテナンスする必要がありお金がかかります。ハイオク限定で燃費が悪い点も維持費を押し上げる要因です。 ローレル(ブタケツ)の維持費が高いと思ったら、手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。ローレル(ブタケツ)は希少性も高いため、走行や多少ダメージがあっても高く売却できるかもしれません。

トヨタ チェイサー(JZX100)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説
旧車の再生と維持 23.05.31

トヨタ チェイサー(JZX100)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

チェイサーといえば、1977年から2001年まで生産されたトヨタを代表するミドルクラス高級セダンです。なかでも最終型のJZX100はモータースポーツにも参戦し、2023年現在もスポーツカー好きから高い支持を得ています。購入を検討している方も多いかもしれません。しかし「20年以上前の旧車は維持費が大変そう……」と心配になりますよね。そこで本記事ではチェイサー(JZX100)にかかる維持費について解説します。 チェイサー(JZX100)の特徴 チェイサー(JZX100)は6代目で最終型のチェイサーです。マークⅡ・クレスタ・チェイサーはマークⅡ3兄弟と呼ばれています。3兄弟の中でスポーティな位置づけがチェイサーです。そのためスポーツグレードの「ツアラーV」が最も売れました。また、ツアラーVのうち約3割は5速マニュアルだったようです。280馬力エンジン・FR・マニュアルの組み合わせは高級セダンというよりスポーツカーといってよいでしょう。 チェイサー(JZX100)維持費の内訳 1JZ-GTE型 2.5L 直6エンジンを搭載したチェイサー(JZX100)の維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 チェイサー(JZX100)の実燃費は7〜8km/L程度。ガソリンはハイオク限定です。 ここからは金額をシミュレーションします。 通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンは約133リットル使用(*1) し、燃料代は23,360円(*2) です。この条件で1年間走行した場合、280,320円(*2) かかります。   *1 燃費は7.5km/Lで算出*2 2023年5月30日のハイオクガソリン1リットル当たりの平均価格175.2円で算出 自動車税 チェイサー(JZX100)ツアラーVの排気量は2,491ccです。自動車税は45,000円ですが、チェイサー(JZX100)は車齢が13年以上経過しているため重課税され、51,700円かかります。(2019年9月30日以前に新車登録した場合) 任意保険 チェイサー(JZX100)の任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):なし人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:なし車両保険(保険金額):25万円免責金額(1回目-2回目以降):5万円~10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額は約92,000円/年でした。車両保険の保険金額は25万円だけです。チェイサー(JZX100)ツアラーVは新車価格以上で取り引きされることが多いクルマです。しかし一般的な保険会社ではプレミア価格を考慮した保険料の算出ができません。そのため、保険金額が少なくなってしまいます。 車検 チェイサー(JZX100)の車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:17,650円(24か月)自動車重量税:37,800円(24か月)※初年度登録から18年以上経過で算出印紙代:2,300円車検料:50,000円合計:107,750円 ※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 注目すべきポイントは自動車税の重課税です。1トン超~1.5トン以下の重量税は24,600円ですが、初年度登録から18年以上経過した車両は二段階重課税され、37,800円かかります。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。チェイサー(JZX100)のメンテナンスについては下記の費用がかかってきます。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって50,000円ほどを見込んでおけば良いでしょう。チェイサー(JZX100)のタイヤ交換が発生する場合は数万円追加でかかるケースもあります。 チェイサー(JZX100)年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、チェイサー(JZX100)の場合、合計でいくらぐらいかかるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <チェイサー(JZX100)年間維持費>ガソリン代:280,320円自動車税:51,700円任意保険:92,000円車検:53,875円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:527,895円 月額では44,000円ほどかかる計算です。通勤で使用しない場合はガソリン代と任意保険料を下げられます。 ローンで購入するとさらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は別途駐車場代が毎月かかります。 チェイサー(JZX100)の維持費が高いと思った時の対処法 チェイサー(JZX100)のような古いクルマは自動車税、重量税が重課税され維持費が高額になります。また、こまめにメンテナンスする必要がありお金がかかります。 チェイサー(JZX100)の維持費が高いと思ったら、手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。売却するなら、古いクルマを専門に扱う買取業者がおすすめです。発売から20年近く経過したクルマは取り扱いが難しく、その価値を正しく見極められる業者は多くありません。古いクルマ、“旧車”に特化した業者への売却をぜひ検討しましょう。   ※2023年5月31日時点のデータです

ホンダ ビートの維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説
旧車の再生と維持 23.05.30

ホンダ ビートの維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

ビートといえばホンダが製造・販売していた軽自動車規格のオープンスポーツカーです。1991年にデビューし1996年まで生産は続きました。軽自動車でありながら軽量かつコンパクトな本格的オープンスポーツということで現在も中古市場で人気があります。しかし「30年以上前にデビューした古い車は維持費がいくらになるんだろう……」と心配の方も多いですよね。そこでこの記事ではホンダ ビートにかかる維持費について解説いたします。 ホンダ ビートの特徴 ホンダ ビートは、軽自動車ながら量産車として世界初のミッドシップでフルオープンモノコックボディを採用したクルマです。全高は1,175mmと低く着座位置も低いため体感速度が速く感じられました。レッドゾーンは8,500rpmと高回転に設定されています。トランスミッションはMTのみで運転する楽しさを存分に味わえました。 ホンダ ビート維持費の内訳 ホンダ ビートの維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 ホンダ ビートは直3 SOHC 656ccのエンジンを搭載しています。10.15モードのカタログ燃費は17.2km/L。実燃費は14km/Lほどで、ガソリンはレギュラー仕様です。 ここからは金額をシミュレーションします。 ホンダ ビートで月間1,000km走行した場合、ガソリンは約71リットル使用(*1)し燃料代は11,416円(*2)ほどかかります。この条件で1年間走行した場合の総額は、約137,000円(*2)です。 *1 燃費は14km/リットルで算出 ※実燃費で算出*2 2023年5月30日のレギュラーガソリン1リットル当たりの平均価格160.8円で算出 自動車税 2023年5月現在、軽自動車の自動車税は10,800円/年です。ホンダ ビートは車齢が13年を超えるために重課税され、12,900円かかります。 任意保険ホンダ ビートの任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:なし 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約54,600円/年でした。車両保険は古いクルマのためつけられません。中古市場で高値で取り引きされていても一般的な保険会社ではプレミア価格を考慮してくれないため、事故には十分注意しましょう。 車検 ホンダ ビートの車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:17,540円(24か月)自動車重量税:8,800円(24か月)※初年度登録から18年経過で算出印紙代:2,200円車検料:50,000円合計:78,540円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します ホンダ ビートは、重量税が軽自動車に区分されます。初年度登録から18年以上経過した個体の税額は8,800円です。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。ホンダ ビートのメンテナンスについては下記の費用がかかってきます。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって30,000円ほどを見込んでおけばいいでしょう。ホンダ ビートのタイヤ交換が発生する場合は数万円以上かかるケースもあります。 ホンダ ビート年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、ホンダ ビートの場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のホンダ ビート年間維持費>燃料代:137,000円自動車税:12,900円任意保険:54,600円車検:39,270円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:30,000円合計:273,770円 月額では22,800円程度です。通勤で使用しない場合は燃料代と任意保険料を下げられるでしょう。また、ローンで購入するとさらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は別途駐車場代がかかります。 ホンダ ビートは維持費が安いスポーツカーで大人気 軽自動車は車齢18年超えで重量税になっても、大幅に負担は増えません。そのため、中古市場で大人気のクルマです。しかし、ビートの売却を検討されている方のなかには「昔のクルマに値段がつくのだろうか」と不安に感じている方もいるでしょう。ビートを売るなら、古いクルマを専門に扱う買取業者がおすすめです。発売から20年近く経過したクルマは取り扱いが難しく、その価値を正しく見極められる業者は多くありません。古いクルマ、“旧車”に特化した業者への売却をぜひ検討しましょう。   ※2023年5月30日時点のデータ

ホンダ シビックタイプR(EK9)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説
旧車の再生と維持 23.05.26

ホンダ シビックタイプR(EK9)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

シビックタイプRといえば、ホンダを代表するホットハッチです。1997年にデビューし、現在は6代目が販売されています。中でも初代のEK9は非常に人気が高いモデルです。しかし購入しようと思っても「20年以上前の旧車は維持費が大変そう……」と心配の方も多いですよね。この記事ではシビックタイプR(EK9)にかかる維持費について解説いたします。 シビックタイプR(EK9)の特徴 EK9は初代シビックタイプRです。185PS/8,200rpmを発揮するB16B型エンジンを搭載しています。発売当時は1.6Lエンジンでは世界最高レベルのスペックを誇っていました。また、タイプR専用のレカロシート、エアロパーツ、シフトノブ、ステアリングが施されたことも大きな特徴です。 現行型の6代目の新車価格は500万円ほどですが、EK9は200万円ほどで購入できました。スペックを考慮すると今では信じられないほどのバーゲンプライスです。 シビックタイプR(EK9)維持費の内訳 シビックタイプR(EK9)の維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 シビックタイプR(EK9)には1.6LのNAエンジンを搭載しています。10.15モードのカタログ燃費は13.6km/Lで、実燃費は10km/Lほどです。 ここからは金額をシミュレーションします。 シビックタイプR(EK9)を通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ハイオクガソリンを約100L使用(*1)し燃料代は17,480円(*2) かかります。この条件で1年間走行した場合は、209,760円(*2)です。   *1 燃費は10km/Lで算出*2 2023年5月26日のハイオクガソリン1L当たりの平均価格174.8円で算出 自動車税 2023年5月現在、1.5L超~2.0L以下(自家用)の自動車税は39,500円/年です。シビックタイプR(EK9)は車齢が13年超えのため重課税され45,400円/年かかります。 任意保険 シビックタイプR(EK9)の任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり車両保険(保険金額):20万円車両保険免責金額(1回目-2回目以降):5〜10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額は約91,000円/年でした。車両保険は20万円まで補償されます。 車検 シビックタイプR(EK9)の車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:17,650円(24か月)自動車重量税:37,800円(24か月)※初年度登録から18年経過で算出印紙代:2,300円車検料:60,000円合計:117,750円 ※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 車重は1.0トン超〜1.5トン以下の区分で、車齢は18年超えのため二段階重課税されます。また、古いクルマになるため整備箇所が多い場合は車検代が跳ね上がるかもしれません。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。シビックタイプR(EK9)のメンテナンスについては下記の費用がかかってきます。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。50,000円ほどを見込んでおけば良いでしょう。シビックタイプR(EK9)のタイヤ交換が発生する場合はスポーツタイヤになるので+10万以上かかるケースもあります。 シビックタイプR(EK9)年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、合計でいくらかかるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のシビックタイプR(EK9)年間維持費>ガソリン代:209,760円自動車税:45,400円任意保険:91,000円車検:58,875円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:455,035円 月額では37,900円ほどかかります。通勤で使用しない場合はガソリン代と任意保険料を下げられるでしょう。ローンで購入した場合はさらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかります。 シビックタイプR(EK9)の維持費が高いと思った時の対処法 旧車の維持にはお金がかかるものです。もし、シビックタイプR(EK9)の維持費が高いと思ったら手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。売却するなら、古いクルマを専門に扱う買取業者がおすすめです。発売から20年近く経過したクルマは取り扱いが難しく、その価値を正しく見極められる業者は多くありません。古いクルマ、“旧車”に特化した業者への売却をぜひ検討しましょう。   ※2023年5月26日時点のデータ

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