BMW Mを開発しているのはBMWのレース部門であり、モータースポーツ関連研究開発子会社でもあるBMW M社です。BMW Mは、モータースポーツで養った妥協のない操縦性、俊敏性を活かしつつ、日常でも使えるオールラウンドな機動性を兼ね備えた究極のモデル。セダンやクーペでは「M3」などクラスを表す数字の前に「M」が冠されます。また、クロスオーバーモデルでは「X3 M」のように数値の後ろにMといった形で、特別な車名とハイパワー専用エンジンが与えられていることが車種名の特徴。BMW M社は1972年に設立され、モータースポーツに積極的な参加をしており、F1エンジンなどの製造も手がけています。市販車では、BMW M社が開発したMモデル、BMW M社がチューニングを施したMパフォーマンス、BMW Mに装着されるスポーティーなMパフォーマンスパーツの販売もしています。
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BMW Mシリーズの買取相場の特徴
BMW Mの買取相場は、高いパフォーマンスを秘めているため中古車市場から高い評価がされています。特に初期型のモデルであるM3(E30)、M5(E28)、M6(E63)は、旧車としての価値も高く評価されているため高額買取されています。中でも、BMW MのデビューモデルであるM1(E26)は、プレミア価格で取引されているといえるでしょう。初期のモデルは、現存しているだけでも価値が十分にありますが、動かすことができる状態に維持してあればさらに評価がプラスとなり、高額買取されるケースもあります。
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BMW Mシリーズの人気の中古車
BMW M人気の中古車は、定番ですが歴史のある、M3、M5、M6が高い人気を維持しています。現行モデルをベースとしたのMモデルラインナップも充実していますが、かつて販売されていた初期型モデルは、そもそもの生産台数や現存する個体数が減少していることから、希少価値が高く評価されているといえます。操る楽しさやレース出場のためのチューニングを重視していた初期モデルは、改めてその価値や希少性が評価されているのが実情。多くの電子制御に頼らないピュアなスポーツ走行を楽しむことができるのは、初期のBMW Mモデルにしかない特徴といえるでしょう。