長年にわたって愛されているトヨタの高級セダン・クラウン。クラウンの売却や購入を検討している方も多いのではないでしょうか。そこで今回はクラウンの中古車事情がどう変化していくのかを詳しく解説します。
クラウンとは
クラウンは、トヨタが1955年に発売した4ドアセダンです。高級乗用車として世間に認知されており、「いつかはクラウン」というキャッチコピーがあるほどに、庶民の憧れの的でした。クラウンは発売されてから現在まで、15代ものモデルが販売されています。クラウンのモデルには、最高級モデルの「マジェスタ」や乗り心地が良い「ロイヤル」、スポーティなデザイン・スペックの「アスリート」があります。
クラウンの価格は下がっていく!?
発売から65年以上の歴史があるクラウン。「プレミアな旧車」として価格の高騰も囁かれていましたが、中古車市場の変化によってむしろ価格が下がっていく可能性があるといわれています。市場にどのような変化が訪れるのかは、次で説明します。
クラウンはもう値上がりしない?
所謂「旧車バブル」でクラウンの価格は高騰していました。しかし、そのバブルが崩壊するのも間もなくと言われています。
新型コロナウイルスの蔓延による外出の自粛で、旧車や腕時計、骨董品など、目で見るだけでも楽しめるものにお金をつかう方が増えました。この消費行動の変化が、旧車の価格高騰にも大きな影響を与えたと言われています。しかし、昨今では外出の自粛要請も緩和されて人々の生活は元に戻りつつあり、コロナ禍で価格が高騰したものがどんどん値下がる可能性があります。事実、アメリカの中古車販売大手の「カーバナ(Carvana)」の株価は、新型コロナウイルス流行初期に比べて99%も下落しました。(※2022年12月時点)日本にとっても決して対岸の火事とは言えません。今後、クラウンの中古車価格は下降へと向かうことが予想されるでしょう。売却をご検討されているのであれば、値下がり前の今がチャンスです。
価格が高くなりやすいクラウンの特徴
続いて、価格が高くなりやすいクラウンの特徴について解説します。
こまめにメンテナンスをしている
こまめにメンテナンスをしているクラウンは価格が高くなりやすいでしょう。こまめなメンテナンスで良好な状態が保たれている車は、本来のパフォーマンスを発揮できます。また、中古車として販売する前に、時間と労力がかかるメンテナンスをする必要もありません。反対に、状態が悪ければ、メンテナンスに時間と労力がかかるうえに、走行にも悪影響が出ている可能性もあります。
特にエンジンルーム内は、査定価格に大きく影響されるため、こまめなメンテナンスが必要です。こまめにメンテナンスがされていて、クラウンの状態が良ければ、相場よりも高く売却できる可能性もあります。
130系
1987年に発売された130系クラウン(8代目)は、価格が高くなりやすいです。130系クラウンは、1989年に発売されたセルシオに負けないくらいの根強いファンがいます。電子制御エアサスペンションなどの装備が導入されており、現在でも人気があるため、130系クラウンは価格が高くなりやすいのです。130系クラウンの中でも、最上級グレードの4.0ロイヤルサルーンGは高額査定が期待できるでしょう。
ノーマルタイプ
ノーマルタイプのクラウンも価格が高くなりやすいでしょう。ノーマルタイプのクラウンは、特別仕様車とは異なり、豪華で快適な装備はありませんが人気があるため需要が高いです。排気量は2L〜4L、V8エンジンまでと、幅広い範囲で高額査定が期待できます。さらに、低年式で走行距離が10万kmを超えているノーマルタイプでも、状態が良ければ100万円以上で販売されているケースもあります。
クラウンを売るなら実績・知識豊富な業者へ
トヨタの伝統的モデルの一つともいえるクラウン。その歴史はあまりにも長く、グレードも多岐にわたります。それぞれ個性や特徴が異なり、市場での価値にも差があります。
売却を検討する際には、クルマとしての価値をしっかりと理解している業者を選びましょう。どんな歴史をもち、どういった部分が長年愛されているのかを知っている買取業者であれば高額買取に期待できます。クラウンはもちろん、さまざまな車、特に古いクルマに特化したサービスに査定を依頼するのがおすすめです。
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