GT-Rだけがスカイラインではない! ケンメリCMや[西部警察]DR30型スカイラインRSターボなど

目次
1.スカイラインの歴史 2.スカイラインはなぜ旧車業界の重鎮なのか? 3.実はGT-Rである必要はない? 4.スカイラインは高く売れるのか?

スカイラインと聞いて、ハコスカやR32のGT-Rを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか?しかし、GT-R以外にもケンメリ、ジャパン、DR30など、スカイラインには長らく愛され続けている名車が沢山存在するのです。

スカイラインの歴史

スカイラインの歴史は非常に長く1964年に開催された「第2回日本グランプリ」でドイツから参戦したポルシェ904を抜き去るという偉業を成し遂げた2000GT-Bからはじまり、国内レース49連勝という伝説的な偉業を成し遂げたハコスカスカイライン、テレビCMの影響で67万台を売り上げるヒット車となったケンメリスカイライン、「西部警察」で大活躍したスカイラインジャパンとR30型スカイライン、全日本ツーリングカー選手権において無敗の29連勝という新たな伝説を刻んだR32型スカイライン、そして第二世代GT-Rの集大成モデルであるR34型スカイラインまで、数々の苦難を乗り越え受け継がれてきました。

残念ながらR34型以降のスカイラインについては賛否両論が分かれるところですが、スカイラインのDNAは2007年登場のR35 GT-Rへとしっかりと継承されています。

スカイライン ケンメリ/ヨンメリの買取専門ページはこちら

旧車王バナー旧車王バナー

スカイラインはなぜ旧車業界の重鎮なのか?

スカイラインが、なぜ旧車業界の重鎮と言われるのか?それは、その時代時代の社会的ニーズに応えるように社会現象と言われるような人気モデルを次々と登場させてきたからではないでしょうか?スカイラインは言うまでもなく非常に歴史のある車です。いまだにどのモデルが一番かは、自動車マニアの間でも熱い議論を呼ぶ話題となりますが、とくに10代目モデルのR34型 (1998~2001年)までは、意見分かれるところです。

具体的には、2度に渡るツーリングカーレースでの歴史的な活躍はもちろんこと、「愛のスカイライン」CMでケンとメリーが国民的な愛称になった4代目モデルのC110型 (1972~1977年)や伝説的なアクション刑事ドラマである「西部警察」に登場した6代目モデルのR30型(1981~1990年)などが挙げらます。そして、その全てが世代を超えて語り継がれ、空前の旧車ブームとともにスカイラインにおける中古車価格の高騰に繋がっているのです。

スカイライン ケンメリ/ヨンメリの買取専門ページはこちら

実はGT-Rである必要はない?

スカイラインは、実はGT-Rである必要はないことをご存知でしょうか?もちろん、サーキットでのタイムアタックが目的であればR34型のGT-Rを手に入れることが一番の近道です。しかし、1972年から1977年の間に歴代最高の670365台を売り上げたケンメリスカイラインは、ごくごく普通のファミリーカーでした。そのケンメリスカイラインの人気の秘密はボディサイドのサーフィンラインと4灯式の丸型テールランプと言われており、「丸型4灯テールランプでなければスカイラインではない」と言い切るファンがいるほど、長らくスカイラインの象徴的なデザインとされてきました。

つまり、ツーリングカーレースの活躍でとかく走行性能が求められがちなスカイラインですが、ケンメリの人気を紐解くことでデザインが主な要因であったことがわかります。また、走りを重視したモデルでも唯一の4気筒と言われたDOHC 4バルブのFJ20を搭載したR30型のRSターボやD1グランプリの野村謙選手の活躍で人気を博したR34型の後輪駆動モデルであるER34が有名です。そして、それらのモデルの買取相場の高さがスカイラインがGT-Rだけではないことをはっきりと証明しているのです。

スカイライン ケンメリ/ヨンメリの買取専門ページはこちら

旧車王バナー旧車王バナー

スカイラインは高く売れるのか?

スカイラインは高く売れるのかの問いに対しては、10代目モデルであるR34型(1998~2001年)までは、全てプレミアが付いていて高く売れますという応えになります。もちろん、そこにはモデルごとの差があるのは確かですが、どのモデルも当時の新車価格を上回っているのは当たり前といえる状況になっています。中には、1000万円をはるかに超える個体も現れていて、ちょっとしたバブルが到来していると言っても過言ではありません。

しかし、車の評価や売却のタイミングは非常にシビアです。理由は、旧車であるスカイラインを求めるユーザーは多種多様で、買取相場にも一定のパターンがないからです。したがって、査定には相当な専門知識が求められます。旧車王では旧車に特化した確かなノウハウと豊富な買取実績でお客様にご満足いただける査定額をご提示できていると自負しております。スカイライン買取は是非、旧車・ネオクラ専門買取の旧車王にお任せください。

[ライター/旧車王編集部]

旧車の買取なら「旧車王」におまかせ!

長い時間を共にした愛車だからこそ、売却先にもこだわりたいという方は多いのではないでしょうか。
旧車王は、旧車に特化して20年以上買取を続けております。旧車に関する実績と知識なら、どこに負けない自信があります。また、ご契約後の買取額の減額や不当なキャンセル料を請求する「二重査定」も一切ございません。誠実にお客さまのクルマと向き合い、適正に査定いたします。
全国どこでも無料で出張査定にうかがいますので、大事な愛車の売却先にお悩みの方はぜひ「旧車王」にご相談ください。

画像1 画像2
画像ギャラリー(全2枚)を見る

旧車王のLINE友だち登録
カンタン査定申し込み!

友だち追加

この記事をシェアする

旧車王ヒストリアは
旧車買取20年以上の旧車王
が運営しています

旧車売るなら旧車王

旧車王は、「自動車文化遺産を次世代へ」という信念のもと、旧車・クラシックカーに特化して23年、年間11,000台以上の査定申込をいただいております。改造車から希少車まで、適正価格を見極めて買取させていただきます。弊社所属の鑑定士が最短当日で全国無料出張査定いたします。ご契約後の買取額の減額や不当なキャンセル料を請求する二重査定は一切ありません。特別なそして価値ある希少車の買取こそ、確かなノウハウと実績を持つ旧車王にお任せください!

すぐ査定依頼が可能!

旧車王サイトはこちら

まずは車について気軽に相談したい

どんな相談ができるの?

関連する記事

日産 スカイライン 2000GTターボはGT-Rの再来!? 西部警察にも登場した懐かしいモデルを振り返る

日産 スカイライン 2000GTターボはGT-Rの再来!? 西部警察にも登場した懐かしいモデルを振り返る

旧車の魅力 2024-03-12
「鉄仮面」ことR30スカイラインとは?日産の技術力が光る名車の歴史を解説

「鉄仮面」ことR30スカイラインとは?日産の技術力が光る名車の歴史を解説

旧車の魅力 2024-02-01
古き良き時代と未来を感じる「2023クラシックカーミーティング&発動機運転会」イベントレポート

古き良き時代と未来を感じる「2023クラシックカーミーティング&発動機運転会」イベントレポート

イベントレポート 2023-11-28
生産台数わずか197台!?逆風に負けず開発されたケンメリGT-Rの実力

生産台数わずか197台!?逆風に負けず開発されたケンメリGT-Rの実力

旧車の魅力 2023-11-20
国産旧車のおすすめモデルは?購入するときの注意点も解説

国産旧車のおすすめモデルは?購入するときの注意点も解説

旧車売買の豆知識 2023-09-11
日本アルミ弁当箱協会会長の「ちょっと斜めから見た旧車たち」Vol.9

日本アルミ弁当箱協会会長の「ちょっと斜めから見た旧車たち」Vol.9

マツド・デラックスの世界 2023-04-10
R32スカイラインのリセールバリューは高い?高く売るためのポイントを紹介

R32スカイラインのリセールバリューは高い?高く売るためのポイントを紹介

旧車市場動向 2023-03-29
日産 スカイライン(ケンメリ)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

日産 スカイライン(ケンメリ)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

旧車売買の豆知識 2023-03-24

記事ランキング

1
固着したネジでも諦めないで!回らないネジの緩め方アラカルト

固着したネジでも諦めないで!回らないネジの緩め方アラカルト

ライフスタイル 2023-09-14
2
ナンバープレートから個人情報は特定できる?特定できる情報を解説

ナンバープレートから個人情報は特定できる?特定できる情報を解説

旧車売買の豆知識 2023-10-27
3
車検ステッカーの貼り付け位置はどこ?間違えた場合の罰則も紹介

車検ステッカーの貼り付け位置はどこ?間違えた場合の罰則も紹介

旧車売買の豆知識 2024-02-02
4
アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ

アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ

旧車市場動向 2023-12-28
5
車のキュルキュル音は放置しないで!原因と修理料金を解説

車のキュルキュル音は放置しないで!原因と修理料金を解説

旧車メンテナンス 2023-11-10
6
車庫証明は本人じゃなくても取得できる!代理人による手続き方法を紹介

車庫証明は本人じゃなくても取得できる!代理人による手続き方法を紹介

旧車売買の豆知識 2024-03-04
7
車検証の住所変更はオンラインでできる!方法や必要書類などを紹介

車検証の住所変更はオンラインでできる!方法や必要書類などを紹介

旧車売買の豆知識 2024-01-29
8
車のアンダーカバーが壊れた!修理費用はどのくらい?

車のアンダーカバーが壊れた!修理費用はどのくらい?

旧車メンテナンス 2023-10-18

カテゴリ一覧

# 旧車コラム # 旧車の魅力 # 旧車売買の豆知識 # 旧車市場動向 # 旧車メンテナンス # エディターズノート # ライタープロフィール # イベントレポート # ライフスタイル # 加藤久美子&博人の見識 # ドイツ現地レポ # ライター愛車レポート # タイレルP34を追え! # オーナーインタビュー # 名車&迷車烈伝 # マツド・デラックスの世界 # 海外現地レポ